5月1日の手術から6ヶ月。。。


最後の診察を受けるために一ヶ月ぶりの病院に行ってきました。
まずMRIで術部の撮影を行いました。

やっぱり狭い。。。汚い。。。あげくうるさい旧型マシーン

最初に「(機械の)音がうるさいですから」と耳栓を渡されました。
耳栓をつけてからもなんだか説明をしている若い技師。。。何言ってるか聴こえません。

苦痛の撮影を終え(閉所恐怖症のため、終止目を閉じていました)、整形外科外来へ。

と、そこにいたのは退院後のリハビリ通院で仲良くなったおじいちゃん。
80歳を超えると言いながら、元気はつらつのお爺ちゃんは、お酒の飲み過ぎで膝の骨が壊死するという(いや、嘘だろうw)症状で骨の移植手術を行ったのデスが、今は元気に歩いています。驚きの若々しさです。
来月に早期ガンの手術をするんだと話していましたが、あれだけ元気なら大丈夫でしょう。


リハ会のメンバーさんも同じ日に診察だったので外来で話をしていると、ワタシの名前が呼ばれました。

腫れは残り、右足の筋肉がまだまだ回復中。。。ということを言われましたが、

「よし治療は終わりだ。これからは健常者と同じようにトレーニングを重ねて行ってもいいぞ。もう診察もいらんだろう。次は。。。そうだな。また怪我したら来い。」

という言葉を頂きました。



そして、一ヶ月前の最後のリハビリで、

「最後の診察が終わったら顔を出して」

と言われていたので、リハビリテーション科のS先生のところへ。

診察で言われた点を聞かれ、バランスのトレーニングとふくらはぎを中心とした下腿の強化メニューを一通り教えて下さり、

「これで終わりです」

と言われました。

「では、再断裂とかしたり逆の足が切れたらお願いします」
「うん、じゃあ待ってるw」
「ありがとうございました。。。ではまた」
「『また』はいらない」


と言って半年の間がっつりお世話になったS先生ともお別れしました。



売店のお姉さんたちにも最後の挨拶。
退院時に手紙を書いた こともあってだと思いますが、日替わりで交代の全員がワタシを覚えてくれているのがとても嬉しかったです。。。本当は皆さんに挨拶したかった。

廊下で昼休憩に向かう整形のナースたちとすれ違いました。
ワタシの最初の点滴に失敗 した新人ナースKちゃん も、こころなしか頼もしく成長したように見えて安心しました。
立派なナースさんになってください。


半年前。

全力疾走していて突然転倒して動けなくなったような、そんな怪我をしました。
仕事もできず、空手もできず、家にも帰れず。
そんな入院生活の最初の一週間は、常に何かしていないと落ち着かない気持ちの慣性をコントロールできず動揺していました。

「何もしなくていいんよ」と言ってくれたナースちゃん

ストレスを極限の疲労 で相殺してくれたリハビリS先生。

(半ば強引に)手術を薦めて下さり、患者に近い視点で治療を、時に指導を行ってくれた 主治医のT先生。

退屈なはずの入院生活を楽しい時間にしてくれた患者仲間のM谷さん、O島さんT原さんA野さんN村くんA海くん にはとても感謝しています。
そしてリハビリテーションで出会ったおじいちゃん、おばあちゃんたち。

治療という時間の中で、回復以外のたくさんのことを学びました。
出会いを大切に、これからもリハ会は続けて欲しいと思います。

学んだことをこれからしっかりと消化して生かしていこうとも思います。

お世話になりました。
そしてまたこれからもよろしくです。