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ヒプノシス本には載っていないこちらのジャケ
英国のバンド、Pink Floyd(ピンク・フロイド)の1994年リリースの14作目、
"The Division Bell" 邦タイトルは"対(TSUI)"
ジャケデザインはもちろんヒプノシス(ストーム・ソーガーソン)。
このジャケを初めて見た時、どうみてもこれはモアイ像でしょ、と思ったものでした。
ジャケの撮影場所は、イギリスのケンブリッジシャー州スタントニー近郊の野原。ここに2階建てバスくらいの高さのメタルで出来た頭を向かい合わせて、口の部分からEly(イーリー)大聖堂がちょうど見えるように配置しています。
ちなみにメタルヘッドを製作したのはジョン・ロバートソンさんという方だとか。
Wikiによるとアルバムのテーマは、「コミュニケーションの欠如による対立 ー 話すことで多くの問題が解決できるという示唆」だそうで、今の戦争ばっかりしている国々に聴かせなきゃ!!
この対のメタルヘッドは一つの不完全な大きな顔にも見えて、それはシド・バレットのことを暗示しているらしい(;'∀')
アルバムタイトルの"Division Bell"は英国議会の裁決のベル。Yes or Noのどちらかを決める、という意味合いなのでしょう。
ヒプノシスはブックレットの中の写真にもこだわりがあるんですよね~。
右の黒く小さいメタルヘッドのシルエットの中に"FIVE"、表紙から数えて5ページ目です。
左側のページの右角、ピンク色のメタルヘッドシルエットの中に"OTTO”、イタリア語で8、8ページ目です。
17ページ目は日本語ですよ(笑)十七と漢字。
海で溺れて死んだ人とそれを嘆く人の写真なのかな???
どこの国の数字なのかわかんないけど、21ページ目です。
様々な国の数字が載っているところから、色々な国との対立を解決したい、ということにも結び付くのかも。
サウンドもブックレットも派手さはないけれど、細部にわたって時間と費用がかかっていると感じさせられるのは、やはりピンクフロイドならでは、といったところでしょうか。
何だかんだ言っても世界で1000万枚も売れているんですもんね(そのうちの一枚は我が家にあるけどね…)
今日の一曲は、"What Do You Want From Me"
https://www.youtube.com/watch?v=A8i7248HqEY
オマケ:"Marooned"(孤立)
ギルモアさんのギターが泣きまくるインスト♪
https://www.youtube.com/watch?v=oRU155p_Pv0
アルバム全体的に同じようなテンポ/リズムなので、プログレ的な面白さはないのが正直なところ。
しかしながら、アトモスフェリックで都会的ですらあるフュージョンチックな音そのものは、今の時代の楽器や録音技術とも相まってバンドの円熟味を示すものなのかもしれません。
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