■Vol.5 ~竹富島ストーリー~
というわけで、計画を再度練り直した結果、2日目は竹富島を観光することになりました。
(というか、天気次第で色々と変更可能な計画にしていたので、3泊目の小浜島が入ったからといっても、そこまで影響はありませんでしたが。)
石垣島から最も近い離島ということで、フェリーもだいぶ多めに走ってるという情報もあり、朝のバイキング朝食をゆっくりと(そして子どもたちは大量に)食べてからホテルを出発したら…
なんと、調べていたフェリー時間が昔のもので、現在の運行時間は変わっているという始末。がびーん。僕のミスでした。
まぁ30分程度は待たされましたが、なんとか竹富島へ到着。早速、バスに乗り込み、海へ向かう。コンドイビーチというキレイさ随一のビーチ。
チョー絶景☆
「なんじゃこりゃー!」と思わず叫んでしまうほどでした。
(「驚かない」ことで一部有名な僕は、当然ながら実際は叫んでおらず、クールなフリをカマすばかりではありましたが。)
海があるなら、入ります。
実は既に水着に着替えていたので、ソッコーで海に入りました。天気も良く、いや、むしろ暑いくらいで、砂浜はサンダルなしでは歩けないほど。
前日に失敗してしまったことに気付いた、サクのアームリングは、もう使わないかな、と石垣島の車の中に置いてきてしまったので、浮き輪をレンタル(¥500)。
1時間ほど遊びましたが、どうやら前日の4時起き→飛行機乗り継ぎ→海遊び→寝不足で疲れてしまったか、リンからの一言。
「もう、海、出る。」
というわけで、服に着替えて、タクシー呼んで(何故かワゴンのタクシー)、水牛車乗り場へ。
(あ、余談。この海には、なんと、
『ナマコ』がいまして、僕はもう限界ヨロシクでした。嫁ちゃんは気付かずにナマコを踏んでしまって、後日何日間かはその感触が頭から離れず、とても気持ち悪かったとのこと。その反面で、嫁ちゃん自身が幼少期の頃、スーパー・アウトドア・モンスターだった記憶を思い出していたとのこと。「アノ頃の自分は、凄かった。」と、本人談。)
この時点で割とお昼時の時間帯だったんですが、朝食を食べ過ぎたせいか、まったくおなかがすいていない模様。
なので、『水牛車に乗りながら、サーターアンダギーを食べる』ことになりました。
なんて沖縄っぽいんでしょうか!(笑)
ちなみに僕は、あーゆーパサパサ系はニガテなので、食べてません。そのかわりと言っちゃなんですが、タバコをバコバコ吸って、沖縄の澄んだ空気をニコチンと一緒に吸い込んでいました。(沖縄の空気に失礼w)
水牛車。
遅いw
そして、クサイw
明らかに「歩いている方が早いんぢゃね?」的な速度で進みます。。。ホントに進んでるの?
途中にしっかりと、う○こもしてくれました。これは割とオキマリ・オヤクソクみたいですね。水牛車なりの「オ・モ・テ・ナ・シ♪」だったのでしょうか?
まぁゆーーーーーーーーーーーーっくりだからこそ、沖縄・竹富島を存分に感じることができました。(俺は終始、鼻をつまみたいのを、必死でガマンしてました。)
水牛車を降りたあと、どこからそういう流れになったのかわかりませんが、リン&サクから一言。
『アイス、食べたい。』
目の前で売ってるブルーシール・アイス。お昼ゴハンは食べていませんが、まぁ旅行なので仕方ありません。嫁ちゃん・リン・サクがアイス食べました。(サクは何故だか抹茶味。)
ちなみに僕は、牛に乗った後にミルク製のアイスを食べることなんてできるはずもない、インドア・モンスターなので、これまたバコをバコバコ吸って、沖縄の澄んだ空気をニコチンと一緒に吸い込んでいました。(再び、沖縄の空気に失礼w)
チャリのレンタルもしました。島内は一周回れるみたいので、まぁ一周回る気はあんまりありませんでしたが、とりあえずスタート。
俺と嫁ちゃんの2台のチャリを借りて、両方とも前に子どもが乗れる椅子をつけてもらって。本当はリンは4歳であるし、身体の大きさから、大人の後ろに座る予定だったけど、やっぱりこれほどの景色や風を存分に感じるのは、前に座るほうがいいですからね。無理いってつけてもらいました。
道はよくわからない。地図を見てもよくわからない。そう、
僕は極度の方向音痴なのですw
ドコを目指すわけでもなかったけど、最初に到着した港にいきなりついてしまったり、行き止まりがあったり、超坂道に苦労したり、海が見たいのに内陸ばかりだったり、やっぱり超坂道があったり、途中人気のない場所ばかりだったり、
と、そして付いたのが、桟橋。午前中に行ったコンドイビーチ付近の【西桟橋】という場所。
特に何があるわけでもないのだが、眼前に拡がる沖縄の海を見渡せる絶景ポイント!
…なのだが、あいにく、ここで悪天候。突如のドシャ降り。まぁ沖縄の雨って、この旅行中に何回か遭遇するんだけど、5分間くらいザーっと降って、すぐに晴れ間が見えるんですけどね。それが何回か続くし、すぐに暑いくらいになるので、雨キライな僕でも全く気にしない程度。
サカナも泳いでいたし、何よりも岩場にたっくさんいたカニを見つけて、子どもたち(&嫁ちゃん)が大興奮!服のままで海に入っていきました。(浅めなので、子どもたちでおなかまで浸かるくらいの深さ。)
僕は…桟橋から降りずにいました(笑)別にカニが好きでもなく、サカナがいる海にわざわざ入るほどアウトドアではありませんのでw「上からマリコ」(byAKB)…ぢゃなくて、「上からビデオ撮ってるね」という言い訳をして、海には入らず。
で。
結局30分以上は、カニを追い掛け回していました。捕まえることはできず、残念そうでした、子どもたち(&嫁ちゃん)。
で。
あっという間に夕暮れ時。
チャリもそろそろ返そうかと、帰り道は竹富島の住宅街(と呼べるか?よくテレビとかで観る赤瓦屋根の集落でした。)をサイクリングして、最後に来たのが【なごみの塔】。
何を隠そう、竹富島で1番高い場所、らしいです。
高さ6mの場所にある展望台。展望台といっても、大人2人がもし入ろうものならギュウギュウになるほどの場所。
さすがの観光ポイントらしく、15人ほど並んでいましたが、ディズニーランドほどではないので並ぶ。
先に嫁ちゃん&サクが、怖がりながらも登り、サクは絶景を楽しんでいたみたいですが嫁ちゃんは恐怖が大きかったみたいで、折角並んだのにものの1分ほどで降りてきました。
次、パパ&リン。得意げなリンは、狭い階段をひょいひょい登っていきます。たぶん、周りの人が「こわい」とか言ってたのを聞いていたので、その”得意げ”さに拍車がかかっていました。ひょいひょいと登りすぎて、少し足を滑らせて、こっちがドキドキものでした(笑)
展望台から見える景色は、紛れもなく沖縄のものでした。ザ・オキナワって感じでした。
集落が見渡せ、その先に延々と広がる海、そして海岸線。
「うん。地球は丸い!」
と俺が展望台から叫んだかどうかは、みなさんのご想像にお任せします。
チャリを返却後、船に乗って石垣島のホテルへ帰りました。
帰りの船で、子どもたちは爆睡。
子どもたちは寝ちゃったけど、続く。