前回書いた、まずい料理について
ダビデのつくる料理ってまずいのだろうか、ということ
私たちスタッフは美味しいと思うが、
お客さんの中には「まずい」と思う人もいるはず
で、思うんだけど、
ダビデは、イタリアでイタリア人が美味しいと言って食べているものを
みんなにつくって出しているわけなんだけど、
日本人の私たちが
ダビデの料理を
まずいかどうかなんて評価はできないんじゃないかなと
ということ
日本人が、日本で食べる料理をまずいというのなら
それは理解できるのだけど、
イタリア人が、美味しいというものを
日本人はまずいと言う。
ここに、すごく矛盾を感じてしまう。
それは、日本人である私たちが、
本当のイタリアの味を知らないだけであって、
「まずい」という感覚とはちょっと違うと思う。
「まずい」のではなく、
「口にあわない」ということだろう
日本人が、『インドカレーはまずい』というようなものだ。
まあ、日本のカレーはインドカレーとは違って
日本独自の文化を築いてきたと言っても過言ではない
でも、もともとカレーと言えばインドで
で、そのインド人がずーっと食べてきたものを
日本人がまずいといったら、
それは間違いになる
日本人の口には合わない。というだけのことだ。
ダビデがよく言うのは、
日本人には、本場のイタリアの味は受け入れてもらえないんじゃないかな
ということ
オリーブオイルが多すぎるとか
塩気が強すぎるとか
トマトが酸っぱすぎるとか
言われたこともあるけれど、
でも、それが本当のイタリア料理の味なのだから、
ダビデにしてみたら、
もっとオリーブオイルを少なくしてつくったり、
塩を少なくしたり、
トマトソースの代わりにトマトケチャップを使ったり、
そんな風にしてつくる方が
「まずくなる」
日本人の口に合うようにして作れ、と言うことは、
ダビデにとっては、
「まずいものをつくれ」と言われているのと同じこと
日本人にとって本物のイタリア料理かどうかなんて
本当は関係ないのかな
日本人の口にあってさえいれば
それで「うまい」と言えるのか
本物かどうかなんて関係ないなら
なんで、ここまで、
日本でイタリア料理が人気なのか?
そんなことを考え始めると
きりがない