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「ならず者」の徒然―歴史学と音楽と―

20代の歴史研究者が、研究や仕事、趣味である音楽鑑賞と名盤収集を通して感じたことなどを気ままに書いていくブログです。

半ば日記として書いています。

音楽はrock、特に60・70年代洋楽が中心です。

どうぞお付き合い下さい。





久々の更新。悪しからず。


今回は60年代から下り、80年代のThe Stone Rosesを取り上げたいと思う。


Stone Rosesの2ndアルバムである『Second Coming』は従来のサイケ調の作風から一転し、Led Zeppelinの影響を受けたブルース色の強い作品と言われている。


ただ、Led Zeppelinの雰囲気を纏っているかと言われると、どうも疑問を抱かざるを得ないといった思いがある。


この作品は、creamの方が近いように感じる。ジョン・スクワイアのギター・ワークも、ペイジというよりもクラプトンの風合いが出ているように思える。特に「Good Times」はその傾向が強い。


ボーカルであるイアン・ブラウンの声質もプラントと言うよりも、ジャック・ブルースの方が近いのではないかと感じる。



ともかくも、この作品とcreamの共通点は、どちらもブルースを基調としたものであること。渋さの中にも華やかさ、荒々しさのある風合いになっている点は、今でも輝きを放っている。



そんな中で、「Driving South」はブルージーな荒々しさの中に、芯のあるメロディーラインが包み込まれている。そこにボーカルが優しく歌い上げる。



冒頭のギターソロはややどぎついと感じてしまう人もいるだろう。ただそれは、曲全体の風合いを見たときに自ずと溶け込み、味のある渋さを醸し出す。



「Driving South」を収録した『Second Coming』は、業界内では賛否両論であった。しかし、粗削りなブルースの良さを生かした秀作ではなかろうかと思う。


「Driving South」は、それを物語っているように思う。