今回の一善は”ほめる”です。


☆誰だって褒められると、純粋に嬉しいものです!


子供の頃に比べ、大人になってからは褒められるということが少なくなりませんか?



私は子供の頃に親や先生に褒められて、少なからず興奮し自分に誇りを持ったことを覚えています。


私事ですが、私は祖母のことがとても好きでした。


「護之介は返事がいいねえ、おばあちゃんよく聞こえるよ。えらいねえ。」


こんなことでも、当時子供だった私は嬉しかったものです。


無意識の中に<自分を褒めてくれる=祖母が好き=会いたい。話したい。>の好循環が出来ていたのでしょう。



”褒める”ということは、相手を見て自分なりの考えを伝えるという、人対人の対等な位置関係のコトバの行為です。


上下・利害関係からするお世辞とは全くj違います。


「相手は年寄りだから、多分こういったら喜ぶだろうから言っとくか。」程度の根拠から発せられたお世辞的褒め言葉では、ふたこと目以降の会話が白々しくなりがちです。


お世辞は言ってるほうも疲れますし、自分にうそがあるようで気が引けます。



利用者の方に対して、あなた自身が「あ、いいな。」と思ったら、それが小さく感じるような事柄でも率直にほめるという手段を使い、自分の気持ちをスパッと伝えましょう。


その時に、何でいいなと思ったかの理由(ここがお世辞ではないあなたの個性になります)を添えることがコツです。


必ずといって良い程、喜んでもらえますよ。



相手を尊重し人を褒める人は、相手からも尊重され褒められます!



今日の一善は”ありがとう”です。


☆何かをしてもらったらその度その度に『ありがとう』を口に出す! 


自分が歩いているときに、利用者さんが通路をあけてくださったり立ち止まってくださったりした時に「ありがとうございます。」。


会話をしたあとに「ありがとうございました。」。


おしぼりをたたんでくださったときに「ありがとうございます。」。


いろんなタイミングで「ありがとう」を伝えます。


相手が自分の為に何かしらの言動があったときは、素直な気持ちで感謝の気持ちをコトバに出しましょう。


お礼を言われた人は、自分の言動を受け入れられたことに気持ちが活性化されます。


はじめはたまたまあなたにしてくれた偶然の行為かもしれません。


でも、おなたの「ありがとう」のお礼を通じて、相手はまたあなたに何かをしてあげたいという気持ちを起こさせます。


この好循環化により、あなたは気がつくと、いつも親切される人になりますよ。


感性のアンテナを張って、親切されはじめたことを実感し、また自覚をしましょう。

それでは”あいさつの一善”です。


☆相手より先に!こちらから声をかける!!

 

☆2秒!相手の目を見てあいさつをする!!



あいさつはコミュニケーションのはじめの一歩。


介護でもあいさつから介助の声かけは始まります。



どんなに頭の切れる人でも、健康な人でも、それは幸せを感じる能力とは少し別になります。


逆に、あまり頭の回転が少しゆっくり目の人でも、病弱な人でも、幸せを感じる能力の高い人はたくさんいます。


幸せを感じる能力を高めることの一つに、他人との関係の作り方、コミュニケーション力があげられます。


自分が自分らしさを表現し介護をする為には、利用者の方々に少しでも自分を良い印象で受け入れていただくことは大切なことです。


どんなに立派で正しい介護を主張しても、「何かあの人、嫌な感じ。」と思われては効果半減です。


介護は、利用者の方々が心を開いてくださると、ずいぶんスムーズに出来ることが多いのです。


それは利用者、介護職のお互いに良い循環を作ります。


その為には、まず自分から心を開き、それを感じてもらうことからはじめます。


しかし、多くの思い出を共有している家族などではない他人に心を開いていることを短期間(時間)感じてもらうには、少しコツが必要です。



そこで、自分が心を開いているという気持ちを、あいさつという行為に変えて相手に理解してもらいます。


目を合わせて元気よく挨拶をされると、多くの人が気持ちが良いと感じるものです。


あなたのあいさつの一善で、たくさんの利用者の方に爽やかな気持ちになっていただきましょう。


誰だってそうですが、爽やかな気持ちになった高齢者の方の介護はスムーズになります。


あなたに対して心が開くからです。



ちなみに、先に話しかけるという行為にはその後の会話の流れをあなたペースに引き込む効果があります。


数秒相手の目を見て話かけるとう行為には、相手とあなたの距離感や立場を対等な位置に修正する効果があります。