☆職員同士の『名前』を”声に出して”利用者さんと会話しましょう!


私は介護のお仕事というのは身体介護技術や所有資格なども大切ですが、そういったことの前提にまずコミュニケーション能力が必須だと考えています。


信用されなければ何をしても裏目に出やすいですし、期待する効果も得にくいのです。


逆を言えば技術や知識、経験が乏しい人でも、信用さえされていれば上手くいくということがあります(勿論、技術や知識、経験の皆無者が専門職として信用を得るということはありえませんが)。


つまり、知識や技術などのハード的な能力と、対人へのソフト的なコミュニケーション能力の向上が、私達に必要だといえます。


しかし、介護という仕事は常に極めて個別な対人援助がセットになっていますので、どちらかといえば知識・技術的能力よりもコミュニケーション能力が大切でしょう。


それでは、コミュニケーション能力を身に着けるために、まずはあなた自身がその効果を体験する為に実践しやすい具体的な方法をお伝えします。


質問ですが、あなたの職場では利用者さんとの会話の中で他の職員さんを説明する場面のとき何と呼んでいますか?


もしも、「あそこの(スタッフさん、介護さん、ワーカーさん、お姉さん、女の人、等々)が、○○してくれるから大丈夫・・・~・・・。」のような呼び方をしていましたら、固有名詞に、つまり名前(苗字ですね)で呼ぶようにしてみてください。


コミュニケーションの第一歩は、互いに名前で呼び合える関係から始まります。


あなたが他の職員さんをきちんと名前で紹介・説明することで、利用者さんはその職員さんを名前で呼ぶようになるでしょう。


少しの変化ですが、名前を互いに知るということで確かな安心が得られ、その職員さんと利用者さんの関係はグッと近づきます。


気持ち良い関係作りをコーディネートしてくれたあなたとのコミュニケーションも向上します。


この方法による効果は、短期記憶維持が困難といわれている認知症の方についても十分に手ごたえがありますので、グループホームの職員さんも是非実践してみてください。


利用者さんも、仲間の職員さんも、あなたも、みんなが信用してコミュニケーションのとれる楽しい職場の『ワ』が広がっていくでしょう!