予約したほうがいいと聞いたので予約しました。
土曜日の11時開店時には私のほかに2名の予約者がいて、後から予約なしのお客さんが2名きていました。
お店の方曰く、この日は予約が立て続けに入っているとのことでした。
座席はカウンターしかなく、向かって右側の席を予約者に優先的にすすめているようです。
そこがお茶を入れるのを観れる特等席なんです。
さてさて、座席に着くとメニューがおいてあります。
これはメニューの中から2種類選んだ後の状態。
私は静岡茶の香駿とこいしずくを注文。
手前にあるのがお茶をドリップするための器具。
こちらで独自に開発した器具だそうです。
一般販売はなし。コンセプトに賛同してくれる事業者(ホテルとか)があればそちらに対しては検討するとのことです。
お茶は3煎、5杯頂くことができます。
まずは1煎目。
少しぬる目のお湯で淹れていきます。
茶器にお湯を入れた時点では下からお湯は出てこず、上の器の中にお湯がとどまっている状態に。
そして抽出が終わったら上の器を傾けることで塞いでいた穴を開けて下にお湯を落とす・・・と。
抽出されたお茶と茶葉を目の前に出してくれます。
香駿の方が黄色があってこいしずくの方が緑色が強いです。
大き目の葉です。
そしてこちらの細かい葉がこいしずく。
玄米茶。
ほんのりとした玄米の香ばしい香りが感じられる一杯です。
3煎目をいかに美味しくできるか?と考えた結果なのだとか。
店内奥では茶葉の販売も行っています。
50グラムから販売。
茶器はサンプルだけおいてありました。
購入はできません。
木の部分は一枚板から削り出しで作成しているのだとか。
水分の吸収によって膨張したりしますからね。
一般販売するとお店のコンセプトとは違う使われ方をされる可能性があり、それがブランド戦略にマイナスになるとの考えがあるようですから、しばらくは無理そうですね。
面白い器具なので販売されたらひとつ購入してみたいものですが。
茶葉をひとつ購入してきたのでまた自宅で楽しみたいと思います。