皆さん、こんにちは。



今日は、3月30日にある夢をみましたので、そのお話など。。。



それは海の上を走る汽車の中から始まりました。

海といっても青い海にところどころ赤い泡の塊が浮かんでいるのが車内から見えます。


「おねえちゃん!不思議な景色だね~」

「本当だ!なんだろね~」


その光景にビックリしましたが、怖くはありません。


次は汽車を降りて歩いています。白い壁に囲まれた壁をたくさんの人が雑談をしながらぞろぞろと。

ある場所までくると待合所がありました。


母、妹、数名の男性。姉、私はテーブルのある席につきました。どうやらここで順番を待つらしいです。

そこで私は話出します。

「あのね、実家に行ったんだけど、変なことがあったの」


現在の実家は父が亡くなったあと売却して今は他の誰かが住んでおり、家族は各地にバラバラに住んでいます。


母が「あら、そうなの。それだったら、お父さん呼ばなきゃ」と言ったとたん、紺色のスーツにネクタイをした亡くなったはずの父がいつもと変わらぬ雰囲気で現れ「どうした?」と言いました。

その様子に誰も驚きません。いつもの集合。いつもの家族の雰囲気です。


私は話始めるというより体験したビジョンを家族に伝えています。


がらんどうになった実家の玄関先である男性と話しているところです。


「この家はもう誰も住まないことになったの。」

私はなぜかその男性に数回会っていたみたいです。初対面の感覚はありません。

仕事でこの家に出入りしている、そんな感じでしょうか。


「家の鍵とか持ってたら返してほしいんだけど」と気軽に言います。


男性は何も言いませんが、少し考えているようです。

「じゃあ、数日したら来て中を点検する?そのときにでも鍵をそのあたりに置いておいてくれればいいから」と。


すると男性はポケットから鍵を出しました。1本だけかと思ったのにそれは5.6本の鍵の束でした。


男性は玄関を半分あけました。すると外からこぼれる午後の光が入ってきて、玄関先前にある通路に

淡く黄色いワンピースらしき服を着た女性が通りかかりました。

私は知らない女性だったけれどご近所さんに挨拶するかのようにお互いに軽く微笑み会釈しました。


すると男性は鍵の束を私のてのひらにのせ、出ていきました。

私は「ありがとう」と見送り、その場面が終了しました。


ビジョンを伝えてからみんなに鍵を見せました。その場に数人いた男性たちがこういうのが聞こえました。

「すげ~、全部半分に折れてる!」

さっきまで束になって繋がっていたのに、それがバラバラになってと1本1本が真横に真っ二つ。全部ボキボキに折れていました。


もう、鍵は必要ないんだね。そう思った瞬間目が覚めました。



みんなの鍵は壊れ、解き放たれました。

バラバラになって遠くなってもこうして全員が集まれる。好きなときにこうして。



現実、このメンバーで「家族」として生きづらく感じるときも多々ありました。

でもこうして集まってみると懐かしく、愛おしい。

全ての家庭が最初から完璧なのではありません。ただ、時間が解決したのでもありません。

ただ、私たちは現実のホームを手放しても帰るところがあるとわかったということ。


共に過ごしたことは今や素晴らしい時間となり、記憶という輝かしい財産になりました。



夢の中に出てきた鍵。最初はただの鍵の束だったのに次にみたらバラバラになって全部折れていたのも不思議だし、

あの鍵を持っていた男性は何だったんだろう?と思うのですが、あえて調べたりすることもやめました。


なぜなら起きたとき、私の心は爽快でしたから。


気持ちがよくなる、そこに「WHY?」はいらない気がしました。

全てがこの時のために必要だった。

そのままを受け入れちゃえばいいかと思ったのです。



みんなの扉が解放された

心は時空を超えて好きな場所に行くことができる

同時進行で「家族になる」というミッションを達成した

まるで新しく太い絆が生まれ、絡み合いって光になり、一つの小さい星が誕生したかのように、、、、みたいな?うまく説明できません(笑)


この夢を通して、いくつものメッセージを同時に伝えてきたんだ、と感銘を受けました。

私の勝手な解釈かもしれませんね。でもすべては直観です。受け取った側の直観。

不思議な夢です。でもいつもと違って今でもこうしてはっきり覚えています。




昨日、母から電話があったので、この話をしてみたら、こんなことを言いました。

次々と嫁いでいく私たちを見て母が父に「ウチは男の子がいないから家を継ぐ子がいないのよね~」とこぼしたそうです。

すると父が、

「男の子だって女の子だって自分たちの血が流れているじゃないか。おれたちはどこにいったって家族だ」と言っていたそうです。

母とお互いに「そうだね。私たちはどこにいても大丈夫だね」と共感できました。


こうしてこの世で一緒に巡り合ったメンバーです。それが今やあたたかい光に包まれました。

それぞれの人生を通じた長いミッションの1つでした。

ただそれも終わり、これからは喜びを共有できるメンバーに発展していくのだと思います。


これは、ある家族の物語。世界ではこの瞬間にもこういった、たくさんの小さい光が生まれ、それぞれが絡み合い、磨き合い、手をつなぎ合って光になっていく。形は様々です。

家族だったり、親子、カップル、友人、先生と生徒、などなど本当に素晴らしいドラマが展開中。インターネットが普及していますからね。世界の裏側の人とだってパイプができちゃう時代です。

今までと違い、かなりのスピードでどんどん小さい光が量産されている。

必要なことがベストタイミングで行われています。そのように感じます。

その光達がふわっと青い空に浮かびあがっていく様を想像したら美しくて美しくて。。。ふう。ため息が出ます。

素晴らしい時代に私たちは生きているのですね。



長文読んでくださってありがとうございます。


良い一日を。

皆さんに愛を込めて