今回はこちらの切手をご紹介しま~す。
今では当たり前になっているシール切手、アフリカの大西洋に面するシエラレオネっていう国で生まれました。
この国は奴隷解放区として生まれた国なのですが、ヨーロッパの植民地時代を経て、現在ではイギリスの連邦加盟国になっています。
シエラレオネはもとはポルトガル語で「ライオンの山」。山のほうからライオンのような雷鳴が聞こえた、とか山から海へ吹き下ろす風がライオンの吠える声のようだった、という由来があるそうです。
首都はフリータウン。自由に生きるんだ!という固い意志が聞こえてくるようですね。
この切手は1964年、イギリス人が当時の技術を結集して作ったのですが、切手収集家たちにとってはこんな形のシールなんて切手じゃないわい!ただのシールじゃわ!!と邪道な受け止められ方をされたんだそうです。
でも、今までの四角いギザギザの形だった切手が国の形にくりぬかれていたりってすごい技術だと思いませんか?
しかもノリ遣わなくていいですもん。
現在では変わった切手を集めてる方のコレクターアイテムとなっています。
アラ、カワイイ~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
初めてシリーズ、全てを肯定的に受け止められる訳ではないのは世の常ですね。
でもイギリス人が本国でこのシール切手を発行せず、この新しい国の誕生を祝って初のシール切手を作ったことのほうが感銘を受けましたよ。
「希望」とか「未来」といった祈りを感じてしまうのは私だけでしょうか~('-^*)/