こんにちは、
年末までお店にいた「たんたん」と「なつめぐ」のお話です。
たんたんは、去年の春にお店にやってきて最初はブルブルと震えてすみっこに隠れていた子でした。
それがいつのまにか皆日向ぼっこをし、相変わらず遠慮がちに距離はありながらも、撫でられるのが大好きな子となっていました。
そして、なつめぐは
ザ・ミケという感じでお店に来たときは、皆が見渡せる高い位置にいて、どうにか接触しようとすると、とってもお怒りになっていました。それから少しづつ日がたち、じっとしている時は触れるようになり、人馴れまでもう少しかな?といった感じでした。
たんたんは体調不良で年末に帰省、
なつめぐはお見合いのため年始に保護主さんのお家に帰っていました。
そして、1月の中頃ふたりがFIPであることを知らされました。
FIPというのは、わからないことがとても多く原因も治療もまだわかっていません。
(最近は治療法が少しづつでてきているそうですが、それもまだ確実ではないです)
いまではペットショップの子や外猫さんほとんどの猫さんがもっているコロナウイルスが、何かの原因で突然変異しFIPウイルスになると言われています。
その確率でいうと100匹に2~5といわれているそうですが曖昧です。
いまは保護主さんがふたりにとって少しでも毎日が穏やかな日を過ごせるようにそばにいてくださっています。
そして近くにいる人ほど辛い思いをしています。
私は祈ることしかできないのが情けなくて悔しいです。
そして元気な姿がどれほど尊いものかを改めて感じました。
この子たちがしゃべれない分、
何か少しでも変化に気づけるようにと今お店にいる子たちの病院への定期検診も強化しました。
もうこれ以上猫も人も苦しまないように…
そして、たんたんとなつめぐが穏やかに過ごせることを祈っています。