5月のラボ@江ノ島は、
偶然トンボロの日と重なると
たんぽぽのヨットマスターYさんから教えてもらい
早速トンボロ散策を企画。
釣りはおやすみにしました。
トンボロとは何ぞや。
ゆるキャンで有名になったみたいですが、
普段は海の底になっている場所が、干潮時に海底が現れて、島と対岸の浜が繋がる現象のこと。
ここで図書館司書ヨネザワのプチ情報
『吾妻鏡』という、鎌倉幕府の歴史を日記風に記した有名な歴史書があるのですが、
そこにもトンボロが記載されています。
1216年(建保四年)1月15日の記載によれば、
「江ノ島明神の神のお告げがあって、大海が道路に変わった。船を使わず参拝できた。これは誠にめずらしい神変だ」(現代語訳:米澤の超簡約)
と、あります。
江戸時代には、幕府の高官、歌舞伎役者、職人、火消し、楼主や魚河岸の人々など幅広い階層の参詣者が、干潮時に現れた陸路を歩き、江の島を訪れていたとのこと。
北斎もトンボロ現象を描いていたりします。
葛飾北斎「冨嶽三十六景 相州江の嶌」(国立国会図書館蔵)
明治時代になって木橋が架けられ、現在の橋(全長389m)は、昭和三十九年(1964年)に開催された東京オリンピックのヨット競技に合わせ完成したものなんだそうですよ。
普段はこんな感じの江ノ島と片瀬の浜をつなぐ大橋あたり。
ええ、海です。
本日(5月10日)のAM10時くらいはこう。
ひいてるひいてる。
江ノ島側では、臨時階段設置中。
11時40分。
繋がった!
普段海の底だから
海底に沈んでいるものにも遭遇。
プチお宝探検気分。
タイドプール化したエリアには
取り残された小魚さんたちが。
はぜどんもいたよ。
犬に守られてるみたいなこちらの貝は…
Google先生に聞いてみると
ホラ貝のなかまみたい。
ボウシュウボラ?かな?
詳しいかたいたら教えてください。
食用になるけど、毒もあるから気をつけて。
によれば、ボウシュウボラは
「食性は動物食で、ヒトデ、ナマコ類を捕食する。 俗に肝と呼ばれる中腸線というところにフグ毒テトロドトキシンが含まれていることが確認されている。 これは餌となるヒトデを食べることからくる食物連鎖で、餌となるヒトデのトゲモミジガイ、モミジガイ、ヒラモミジガイからもフグ毒テトロドトキシンが見つかっている。 生殖巣にもわずかに検出されているが、食用にする筋肉には毒性は認められない。」
岩の下には生き物が必ずいる!
撮影する。
橋にみっちり生息している
ふじつぼ観察に余念がない。
のんびり散策。
猫のひたいほどワイドが撮影に来てました。
そのうち放映されるみたいです。
記念撮影。
完全に陸続きになっていたのは2時間弱、だったかな。
さて、こちらはいつもの江ノ島の磯場。
ビーチクリーンクイーンが今日も大型ゴミをゲット。
ゴルフバッグ!
必死に掘り起こして回収してくれました!
市民の家に戻って
カードゲームしたり
ピアノ弾いたり語り合ったり
私のマイブーム
bling-bang-bang-born
を弾いてくれた❣️
うれしい!!
こちらは数学ギフティッドなN氏による
数学オリンピックの問題。
ジュモンニシカミエナイヨ…
最後に本日のワタシのお昼
ええ。
ビール欲しくなりましたが我慢しました。
今日も楽しいラボでした。
みんなありがとう✨
今年度の江ノ島での海の自然体験探求活動は
子どもゆめ基金の助成を受けています。
ありがとうございます!