不登校、ホームスクーラーの

未来を創るサードプレイス

自由創造ラボたんぽぽ。


もう9月。

夏休み明けは

うつが再び増える時期でもあります。



たんぽぽはスタートしてから6年半

ボランティアで活動中。


同じ意思を持つ仲間と

必然のように出会い

活動を始めた頃


「ボランティアでなんて、いつかダメになる。やるならきちんとお金をもらうほうがいい。」

そんなことを

私たちは

まわりからよく言われてきたけれど

私たちの意思は石よりダイヤモンドより固く

揺るぎませんでした。


なぜなら、

学びは誰にも等しく与えられた権利であり

学校が合わないというだけで

居場所を失ってしまうことなど

あってはならないと強く思っているからです。

学校に合う子どもを育てるのではなく

生まれ持った自分を生かして

社会へ旅立てる人を育てるのが

教育だと思うからです。


学校に行けなくなり

自死しようとした子が

どれだけいることか。


たんぽぽに来たご家庭から

そんな話を聞くことは少なくありません。

ほとんどの子が

死を考えたことがあるのです。

教育の場が

子どもを苦しめることにつながるなんて

あってはならないことだと思います。



だから私たちは、

いつでも誰でも気軽に参加してもらえるように

フリースペースを運営しています。

参加費は300円だけ。


心が元気になって

自分の道に向かっていけるような

安全基地があったらいい。

そんなプラットフォームがあっていい。


フリースペースで元気になったら

行ける人はフリースクールに行くのもいいし

学校に戻っていく子もいる。

好きな習い事で自分スキルアップしていく子もいる。


最初は暗い顔の子も

自分をうまくコントロールできなかった子も

ひとことも喋らなかった子も

暴言吐いちゃう子も


多様な子どもたちと

あかるく優しいお母さんたちと

そしてスタッフと過ごすうちに

オンラインで仲間と繋がっていくうちに


自分の良さを取り戻して

人に優しい強い人に成長しています。


「ここが自分の居場所」

そう言ってくれる子がいる。

それが私たちスタッフのごほうびで

プライスレス。


長く通ってくれている子が

初めて来た子に

さりげなく話しかけてくれたり

手助けしてくれたり


中学を卒業して

高校に行ったたんぽぽOBが

時々顔を出して

スタッフとして手伝ってくれたり


お母さんたちが

スタッフ同様に

来ている子どもにも

新しく来たご家庭にも

温かく見守り接してくれている。


活動を手伝いたいと

ボランティアで来てくれる

心優しい人たちとも出会える。


子どもたちが

お母さんたちが

生き生きと輝いていく姿を見るたび

たくさんのパワーをもらえるのです。


こんな幸せを味わえるのも

不登校の子どもたちが教えてくれたこと。


幸せは考えかた一つで

そこかしこに見つかります。


不登校という言葉も

いつかなくなって

多様な学びかたが当たり前になるまで

いつてもたんぽぽの門戸は開いています。


世界は広い。

あなたの世界は、どこかに必ずあるのだから

どうかあきらめないで

自分を信じて進んでいこう。


学校だけが、全てじゃない。


NPO法人自由創造ラボたんぽぽ

https://labotanpopo.wixsite.com/tanpopo