未来を創るサードプレイス

NPO法人自由創造ラボたんぽぽです。

不登校の居場所運営、相談などお受けしています。


不登校相談で

どこでもきっと言われることだと思いますし

このブログでも何度か書いていると思いますが


ありのままの子どもを

信じること。

信じて待つこと。

これが、大切です。


でも

これが難しいとよく相談を受けます。

不登校に限らず

子育て支援の場でお話しても

「子どもに任せて信じるって、

すごく勇気のいることですよね。任せるって不安しかない」

そんなご意見もいただきます。


なぜなら、

多分私たち親世代も

「あれしなさい、これしなさい」

と言われて育ってきたから

自分たちも信じて任せてもらわずに

育ってきた人が多いからだと思います。


でも

すこし自分ごとで考えてみてください。


やりたいことやすきなこと

自分なりのやりかたを

規制されて

思うようにやれなかったら

どう感じるでしょうか?


「あなたのため」

と親は思って言ってくれてるから仕方ない?


あなたのため


という言葉は、ある意味呪いに近いと

私は思います。

あなたのため、は、あくまでその人が感じるあなたのためであって、本当に本人に合ったやりかたなのかは、その人自身じゃない限りわかりません。

なのに、自分の価値観だけで判断してしまうのは

もったいないことだと思います。


たくさん失敗する経験も

転ぶ経験も

大切な成長の学びです。


転んだときにも

安心して居られる場所があれば


子どもは失敗を恐れず

人生に向かっていくスキルを身につけます。


「こうあるべき」

という周囲からの圧が強く育つと

失敗を恐れ、失敗を隠し

失敗したとき絶望します。

いい自分だけを見せようとします。


失敗したら他の道を探せるし

やり直してみればいい。

たとえ回り道になったとしても

それがその人のありのままの

育ちであり、学びです。


それを見守ることが

私たち大人にできる大切なこと。


信じて見守ってもらえた

という安心感は

子どもの自己肯定感を育みます。


信じることが不安なら

まずは子どもよりも

自分を大切にしてみてください。

いつからでも遅くはありません。

あなたはあなたのペースで大丈夫。


苫野先生のラジオで

ちょうどいいお話が聴けるので

良かったら聞いてみてくださいね。