ブログ更新が滞り、すみません!

昨年から、日本財団の助成を受けて
不登校・ホームスクーラー向けに

月に一度の無料の学校
Another School Cocoon
を開催しています。

11月コクーンは「不登校のススメ」
衆議院議員であり

『多様な学び推進議員連盟』事務局長の

寺田学さんと、

学さんのパートナーの
参議院議員の寺田静さん
のお二人をナビゲーターにお迎えしました!

ご自身の不登校経験のお話からの親の向き合い方、
不登校が終わったきっかけ、
多様な生き方、学び方をしている人たちのお話、
政治とのいい付き合い方⁉などをお話しいただきました。
それぞれの不登校経験。
みんな一緒ではない。
そこもお二人から同時にお話を聞くことのできた大きな意義だったと思います。

お二人のお話を聞いて、
学校が「信頼できる大人」と出会える場になっていないことに
心が痛みました。
「私が私でなくなる」そう思ってしまう場所。
もちろん、心と向き合う素晴らしい先生もいると思います。
そういう先生との出会いから、新しい世界に向かうことも多々あります。

でも、規則や決まりに縛られて
個々の個性には向き合えない環境になってしまっている。
子どもの未来をはぐくむはずの学校で

多様性が受け止められなければ
そこにいる必要はないと思います。
その子にとって心をなくしてしまう場所で
いい教育は生まれないからです。

思えばうちの息子も、先生との関係から不登校になり、
学校アレルギーのようなひどい状態の時がありました。
ひたすら息子のありのままを受け止めて、

一緒に不登校の時間を愉しむようになっていくと
息子はちゃんと本来の自分を取り戻して
未来に向かって歩いていきました。
宇宙人のように理解しにくかった息子が
今では戦友のように何でも相談できる関係になりました。

話を戻します。
そんな経験を話していただいて
心が打たれました。
死ぬこともできずに辛く過ごした日々。
経験者だからこその胸の内。
不登校で悩むご家庭に、
子どもたちがどんな気持ちでいるかを理解できる
素晴らしい内容だったと思います。

ひたすら親は子どもの味方でいること。

子どものありのままをつぶさないこと。

私たち親にできるのは、そんなことくらい。
でも、「学校」という世界しか知らない我々オトナには

それが一番難しかったりするのかもしれません。
「安心して引きこもれる時間」も大切。
そんなお話もありました。

世界は広くて
いろいろな生き方学び方が存在する。

そんなことが伝わったらうれしいです。

寺田さんは『多様な学び推進議員連盟』で
日本の学びを多様にしていくべく活動されています。
寺田さんのゆるぎない視点。
まっすぐに課題に向き合っていくその姿勢が
お話からひしひしと伝わってきました。


学校外の学びも「当たり前」になる日本は
きっとすぐそこまで来ている。
そう思えた時間でした。

今回のコクーンはこちらから動画視聴いただけます!

 

こちらでレポートもお読みいただけます。

 


ご視聴いただいたみなさな、
よろしければこちらのアンケートもご協力お願いたします。

 



寺田学さん、静さん、
ご多用の中、貴重なお話をありがとうございました!!


寺田学さんHP

 



寺田静さんHP

https://teratashizuka.com/