ちょっとばかりブログを書くのが遅くなってしまいましたが
あの日の体験を記録しておきたいと思います。
10月11日〜13日にかけて行われた
「たんぽぽ自然合宿」@清里。
清里までは藤沢から約170Km。
電車を乗り継ぎ約3時間半。
どんな合宿になったのか
今回はスタッフ3人で1日ごとにブログを書きます。
まず、1日目はKが担当しますノツ
10月11日、火曜日。
朝から晴れ
合宿参加者は各々、電車や自家用車で現地にやって来ます。
私は藤沢駅集合の電車組です
藤沢集合組は大人、子ども、スタッフ合わせて15人。
小田急線→横浜線→中央線→小海線
と乗り換えます。
八王子駅で特急あずさ号に乗り換えたらお待ちかねの車中ランチ。
旅っぽくなってまいりました
お弁当は 崎陽軒 率高し。
神奈川県民のソウル弁当。
お子さんだけで参加のTくんは手作り弁当。
お母さん、どんな思いで作ったのかな・・・
と、そこへ現れたこの光景!
シャキーン!
何かの武器でしょうか???
いや、車中ランチで引っ張るつもりはないのですが
ちょっとカッコ良すぎたので、、、
Eさんのバゲット一本ランチでした
さて、あずさ号が小淵沢駅に到着すると、
次は小海線に乗り換えです。
下車駅の「清里駅」は日本の普通鉄道の駅としては日本一高い地点に位置する・・・
「野辺山駅」の、隣の駅です
え〜、2番目に標高が高いということで。
「着いたーーーーーー!」
電車の旅お疲れさま。
ここからはあと少し、車で移動します。
FOS(フォス)のマサさんとゆうみさんが清里駅まで車で迎えに来てくれました!
「また会えたー!」
一年振りの再会です
(今年も合宿全体のコーディネートはFOSさんにお願いしました。)
そしていよいよ合宿地、「竹早山荘」に到着!
紅葉と美しい竹早山荘の建物。
まずは全員集合して軽く自己紹介。
初顔合わせの人もいます。
「どこどこから来た〇〇です」と一言ずつ、挨拶をすることに。
大勢の人の前で話すのが苦手な人って、多いですよね?
私もそうです。
人の視線が自分に集まることを意識すると恐怖ですよね?
でも言うことが決まっている短い一言なら大丈夫かな
そう思いつつもやはり、ドキドキしながら皆さんの自己紹介を聞き、
一人終える毎に拍手をする。
「〇〇から来た、△△です」パチパチパチ
「××から来た、○○です」パチパチパチ
短いとはいえ自分の番が迫って来ると、やっぱりなんかドキドキしちゃう。
緊張感漂う、その時、空気を一変する救世主現る!
高校生Gくん
「ワクワク星から来たGです!」
(それどこ?)
続けて高校生Sくん
「ドキドキ星から来たSです!」
(どこにあんの??)
さらに小学生Sくん
「宇宙から来たSです!」
(は???)
次私の番!流れに乗って
「地底から来たKです!」
(うっそー!?)
みんなの頬が緩んで、それをマサさん、ゆうみさんもありのまま受け止めてくれて、たんぽぽらしいやんわりした空気になりました。ホッ。
ちなみに私の爆笑ポイントは高校生たちから「きっとすごい面白い事を言うに違いない」とプレッシャーで追い詰められたスタッフNの苦し紛れの一言。
え〜?
さて、緊張の自己紹介も無事終わり、
キャンプ場の周辺を探索した後、
自分のテントを組み立てることに。
テントと宿泊棟、どちらで寝るかは本人の希望で決めています。
マサさんが設営の仕方を丁寧にレクチャー。
みんなもしっかり聞いていますね。
宿泊棟に泊まる高校生2人が設営を手伝ってくれました。
優しい
助かりました〜🙏
家族テントもありますが、ほとんどの人がソロテントです。
小学生も自分で組み立てます。
(一人でできなくても誰かが手伝ってくれます)
今夜は自然の中で眠りにつきます。
テントはもちろんコールマンさま!
今年も貴重な体験をサポートしていただき、ありがとうございます!
コールマンの寝袋がなければ凍えていたかもしれません
後ろで透けてる顔、ちょっと怖いですね、すみません
スケジュールをゆったりめに組んであるので
各々自由に過ごす時間がたっぷり。
竹早山荘にはクラシカルなピアノが置いてあります。
外でも演奏中。
こちらはジャンベという太鼓。
FOSさんからお借りしています。
焚き火ときたらマシュマロ焼いちゃうよね
さてさて、竹早山荘の美味しい夕食をいただいた後、
お誕生月の人たちをお祝い!
手作りのくす玉を作って来てくれたEさん
すごい
息子くんも手伝ったそう
素敵だね
続いては登山家マサさんのスライドアワー!
K2、チョモランマ登山のお話です。
貴重な体験をお話ししてくださいました。
Sくんの感想
「日常を超えた次元の世界。
人間の悩みって、大いなる自然の中ではちっぽけだ。」
そして1日目の夜は更けてゆく・・・。
ちょっと長くなってしまいますが
最後にひとつ。
今回、普段あまり車の運転をしないというお母さんが、
横浜から清里までお子さんを乗せて自分で運転をして来ることになりました。
公共交通機関では無理でも、自家用車でマイペース移動なら長距離移動が出来る子どもがいる。
(とはいえ、お母さんのAさん、高速道路+長距離運転大丈夫かな・・・。)
我々電車組が、あずさ号の車中でお昼ご飯を食べている12時頃、AさんからグループLINEに「道を間違えたので遅れるかもしれない」との連絡が入る。
(まぁ、それぐらいのことならあるだろう、何時になっても無事なら良い)
約1時間半後、Aさんから再びグループLINEに「また道を間違えたので戻る」との連絡が入る。
(だ、大丈夫かな?戻るってどこまで???どうか無事にたどり着けますように!!!🙏)
そして夕方4時半ごろ、見事「到着」した
我が子が不登校になり、
ほぼ毎日家にいる生活。
どこか行きたいところはないのか?
行けるところはないのか?
お母さん、連れて行くよ。
苦手な運転も頑張れるよ。
愛で人は動くんだなぁ。
愛で壁を飛び越えちゃうんだなぁ。
愛する我が子がいるということは
どれほどの生きる力を与えてもらえているのか。
合宿は子どもにとってチャレンジであるとともに
親にとってもチャレンジです。
お家で待つご家族の皆さんにとっても。。。ですよね
ではそろそろこの辺で。
チャレンジ2日目のブログをキラキラ星からやって来た
スタッフNちゃんにバトンタッチします
ここまでは地底人Kがお伝えいたしました
今年も ノエビアグリーン財団 様のサポートにより、
たんぽぽ自然合宿を行うことが出来ました。
ありがとうございました。
素敵な写真を提供してくださった合宿参加者の皆様、ありがとうございました。