毎月、たんぽぽの会員さん向けに
ウェルビーイング講座をZOOMで開催しています。
もう1年になるのかな?

コクーンでもナビゲーターを務めてくださった
吉田忍さんがファシリしてくれています。
いつもありがとうございます!!

 

 


ウェルビーイングについてはこちら。

 


今日のテーマは、
「何とかなる因子」のなかの
「殻を破り鎧を脱ぐための秘訣は」

でした。

コーチングをしている吉田さんは、
コーチングの最終テストで
「鎧を脱げているか」

を確認するのだそう。
それは、本当の自分を表現できているかどうか。

「こうあらねばならない」

が強いと、鎧が脱げていない。

学校の先生は、鎧を着ている人が多いね。
そんな話もでました。

不登校の子たちに限らず、子どもたちと接していると

名言によく出会います。

今日でたのは
「学校の先生が『大事なことだから1度しか言わないぞ』ってよく言うけど、

大事なことなら何度でも言えばいいのに」といった息子君の話。

ホントその通り!!
大事なことは、わが子には何回も伝えますよね。
学校だって、何度でも言えばいい。
大事なことこそ、なんどでも。

私が吉田さんから聞いてずっと印象に残っていたお話も出ました。
「好きなことをたくさんやらないと、大好きなことは見つからない」

不登校・ホームスクーラーに大事にしてほしいこと。
いろんな好きなことを通して、本当に大好きなことに巡り合ってほしい。
好きなことばかりしてていいの?
いいんです!!

子ども達から教わることは計り知れない。



さて、ウェルビーイングのお話の続き。

鎧って、どんな時に脱げてると感じる?
鎧は脱がないとダメなの?
そもそもみんな鎧は着ているのでは?
脱げる場所があればいいのかもしれない。

そんな哲学的なお話が盛りだくさんでした。

今日はたくさんの本の話も出ました。

「ネガティブ・ケイパビリティ」帚木 蓬生

 

答えの出ないことも世の中にはあって、そんな状態を耐え抜く能力。
見せかけの解決ではなく、
共感の土台にある負の力がひらく、発展的な深い理解。
不登校も、答えはないけれど、決して不幸ではない。

 

 

 

「山女日記」湊かなえ

山をのぼるうちに、みんな鎧を脱いで無心になる。
自然を通して「何か」をみつける。
心の葛藤に、山が答えをくれる。

 

 

 

「人は愛するに足り 真心は信ずるに足る:アフガンとの約束」中村 哲  , 澤地 久枝

アフガンで不毛の地に水を引き、命を守り続けた中村哲先生の対談の本。
一九八四年に医療援助活動を開始してから二〇一九年に凶弾に倒れるまで、

戦乱と劣悪な自然環境に苦しむアフガンの地で

人々の命を救うべく身命を賭して活動を続けた中村哲医師。

良き聞き手を得て、自らの個人史的背景とともに、熱い思いを語った肉声の記録です。

 

 

鎧ががちがちな人とはどう接する?

相手を信じることで鎧は脱げるんじゃないか?
信じるって、どういうことだろう?
信じるって、愛なのかも。
そんな話題で出た本です。


現在、中村哲さんのドキュメンタリー映画も上映中!!
ぜひ見てください。
命とは何なのか

人として本当に大切なことは、実はとてもシンプルであること。
いろいろなことに気づきをもらえる映画です。
深い愛にあふれた映画です。
 

 

 

 

たんぽぽでも、秋ごろ?に上映会&講演会を検討中です。
中村先生が凶弾にたおれた時

友人が、中村先生とともに過ごしてきた夫からの話を聞かせてくれました。
「命を狙われているから日本に帰れ」
そう何度話しても、笑顔で活動を続けていたそうです。
その話がずっと忘れられなくて、先日久しぶりにコンタクトを取りました。

ちょうど映画が上映されるとのことで、友人と待ち合わせて観に行きました。

そして長年中村先生と行動を共にしてきた友人の夫と、監督から、
直接中村先生の素顔や映画では知ることのできないアナザーストーリーを
聞かせていただきました。
多くの方にこのお話を届けたい。
とどけなくちゃ、モッタイナイ。
皆さまに直接お届けしたくて、上映会を企画中。
楽しみにお待ちくださいね。

中村先生のペシャワール会へのご支援はこちら

 

 

 


ウェルビーイング講座に興味のある方は、
たんぽぽの会員になっていただければご参加いただけます。
会員なると講演会なども優待割引あります。

たんぽぽは、ほぼ無料で気軽に参加できることをモットーとしているので
スタッフもボランティア運営です。
サポーターとして、不登校の子ども達の笑顔をつなげる活動を応援していただければ嬉しいです!!

 

寄付はこちらから↓

 

 

今日はご紹介のリンクが多くて,読みづらかったらすみません。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
明日がよい日になりますように。

 

 

NPO法人 自由創造ラボたんぽぽ

代表理事 米澤美法