月一無料で開催しているアナザースクールコクーン。
Lesson10「思っていたより社会は冷たくないよ」~ 押し入れから社会へ

 

小学3年から中3までほぼ不登校だった「美空」さん。

中学卒業と同時に働きはじめて、思ったこと感じたことを語ってくれました。

 



すご〜く優しい声と笑顔で始まりました。

背景マイクラのパワポ50枚以上も用意してくださってありがたや〜!

担任の先生からの体罰が原因で小学3年〜中学3年までほぼ不登校。

点数が悪い、忘れ物をすると叩かれ、ゆっくり考えていると怒られる。

 

 

 

 

「そんなに酷い先生ってまだいるんだね」 

 

不登校あるある、その1
兄弟姉妹どちらか不登校になると、どちらも不登校になる。
妹は、担任の優しいフォローで登校するようになったが、私は担任からの体罰で大人不信と恐怖心から無理でした。

不登校あるある、その2
ほとんど外出しないので、肌は真っ白、ガリガリ。
髪の毛もお尻まで、歯磨きしない、お風呂に入らない。
昼夜逆転(体力があるからできる技、年とともに出来なくなってきた)

 

中学卒業時、進学はせず本人が希望したわけではないが、断ると後輩へ影響が出ると諭され、学校紹介のレストランに就職。
そこで、学校より働く方があってる事に気づく。
 


 

4ヶ月かかって大きな声であいさつも出来るようになる。
学校に行ってなくて困ったことは、領収書の宛名の漢字が分からなかった事くらい。
社会に出て本当に困ったことは、勉強ではなくATMでお金のおろし方が分からなかった事。
でも、近くの優しいおじさんが丁寧に教えてくれた! 知らない人に助けてもらったのは初めておねがい

自分は、学校よりも働く方が合っていたと気づく。
つまり「学校が合わなかった」
それだけの話だったのかもしれない。
お給料で好きな物を買って、お休みも申請できる。無理しなくても良い。
世界が広がった!
 

不登校で大人不振をこじらせていたのに、4年も勤める事ができたのは、出来ない事が点数になるのではなく、助け合えたから。

 

その後夢を追いかけ声優になろうと専門学校に行くも不登校に。
夢をあきらめきれず上京。
怒られる事に対する恐怖心から私生活にも影響がでたため、一度全てをストップ。


 

不登校経験に向きあい問題解決をするため不登校支援のボランティアスタッフになる。

色んな人に出会って、不登校であろうがなかろうが皆同じ人間。
学歴に関係なくそれぞれに悩みがあると分かる。

学校に行かない事はマイナスだと言われますが、
プラスでもマイナスでもなく、ただの事実です。
勉強が必要なら、その時から始めればOK。
アニメ、ゲーム、本、テレビ何からでも得られる。
ゲームでは年齢関係なく人ともつながり友だちも増えてる。

困った時は聞けば良いし、優しい人はいっぱいいる事が分かって、社会に対する恐怖心も徐々に薄れていった。
行きついたところは、
「なんとかなる! だから大丈夫!」
でした。

 

最後に保護者の皆さんにも伝えたいこととして、
子どもを心配をして大切にしているのと同じように、
保護者にもまたお父さんお母さんがいて大切な子どもでもあると言うことを忘れないで自分を大切に。
そして、したいこともしてくださいねハート

 


とても優しい言葉をかけてくださいました。
本当にみんなの事を考えてくれてる美空さんの言葉に癒されてしまいましたラブラブ

そして学校に行ってなくても、社会に出て自分で居場所を見つけ、色んな人に助けて貰ったから、次は助ける人になってる美空さんの姿をみると、なんとかなるんだな!
と思えた講座でした。
ありがとうございましたお願いラブラブ