言葉には力があって
人を幸せにもすれば
苦しみを与えることもあります。
いじめは魂の殺人とも言われますが
それだけ人の心に
消えない傷も言葉は残してしまいます。
私は辛い時
いつも優しく力強い言葉に助けられてきました。
だから
言葉は温かなものを使いたいと思っています。
そんな言霊を、名言・格言を通して
時々届けたいと思います。
今日は
ガリレオ・ガリレイの言葉。
周りが信じなくても
自分を信じたガリレオ。
「人にものを教えることはできない。みずから気づく手助けができるだけだ。」
You cannot teach a man anything, you can only help him find it within himself.
子育てや不登校の相談をうけていて
子どもの声を聞いているか
聞くことがよくあります。
親が「こうして欲しい」ことを話すのではなく
子どもがどう考え、何を欲しているか。
どんなに親が
「勉強しなさい」と言ったところで
勉強好きになんかめったになりませんよね。笑
背中を見せる
といいますが、言葉よりも行動が相手に響くこともよくあります。
学ぶ
という言葉は
まねぶ=まねるという意味があります。
私は本が大好きですが、
それは父がいつも読んでいたのを見ていたから。
会話こそ少なかったですが
頭が良くて、質問すると知らないことはないくらいなんでも答えてくれた父。
そんな父の姿から
本が自分の血肉になることを体感していたのかもしれません。
私たち大人ができるのは
自分の主観によるアドバイスではなくて
ただ子どもたちが
自分の人生を自立して幸せに生きていけるように
見守り全力応援すること。
そうすることで
自分の道を模索しながら
何かに気づいていけるのだと思います。
それはきっと
私たち大人も同じ。
子どもたちから
たくさんの気づきをもらっています。
子どもたちのおかげで
視野が広がることはなんて幸せだろうと
つくづく思います。
いつもありがとう。