今日は本のご紹介。
昨年講演会の講師に来ていただいた木村泰子先生の最新作。
「ほんとのこと」は親にはいえない
木村先生はどんな人にもフラットに接してくださいます。
温かくて明るくて
木村先生の笑顔には人を癒すパワー満開!
昨年の講演会でも話してくださいましたが、
不登校。あなたは100%悪くない。
それを聞いて泣き出す親も多くいます。
誰かに言って欲しかった言葉。
不登校になると
自分が悪いんだと責める子が多いけれど
子どもは全く悪くない。
1人でもそう言ってあげられる大人がそばにいれば(それが親ならなおさら)、子どもは自分流の生き方学び方を安心して探せるのだと思います。
内容をかいつまんでご紹介
↓↓↓
☆あなたの前にいる子は
大人を困らせたいのではなく
「困っている子」
☆優しければ優しいほど、困りごとを親には言えない。
だから、地域やまわりの親以外の大人の存在が大切。
☆子どもと対話をしていますか?
対話と会話は違います。
対話にはジャッジ(正解を下すこと)が入らない
本音を言えるのは、ジャッジのない関係で向き合える存在だけ
☆親になろうとするのが間違い
親の覚悟だけ持つ
子どもは自分で育つもの
☆どう言えばいうことを聞いてくれる?
そう考えているあいだは、子どもは育たない
☆子どもは自分を信用する人、しない人を瞬時に見分ける
だからまず、子どもを心の底から信用する
☆なんのために学校へいくの?
自分の居場所は自分でつくる
☆特別扱いはできない、は先生の言い訳。
どんな子であっても、授業を受ける権利がある。
ずるい、という子がいたら、「なんでずるいと思うの?」と問いかけてみる
たくさんたくさん、お伝えしたい内容てんこもりですが、とりあえずここまで。
琴線にふれるものがあれば
ぜひ読んでみてください。
中にはいじめで自殺をしてしまった子のエピソードもあり、胸が締め付けられる想いでした。
教師の、大人の何気ない「言葉」という暴力に
殺される子がこれ以上増えてほしくない。
うちの息子も、6年生のときに
「先生を訴えることができないなら
自分が死んで世間に伝える」
と、自殺しようとしたことがありました。
5年間不登校で
私は息子と とても豊かな時間を過ごせました。
学校に行かなかったからこそ
あのゆったりした時間が過ごせたことに
いまは感謝しています。
ドラマみたいな辛かった出来事も
いまは懐かしい思い出。
自分自身も、息子も
たくさん成長できました。
そんな思い出を振り返りつつ
いま辛い思いをしているかたに
木村先生の本はいろいろな気づきをくれるのではと思い、ご紹介しました。
皆様にとって笑顔の1日になりますように。