敬愛する茂木健一郎さんのブログより

「ゲーム利用時間制限の条例案から見えてくる、絶望的なほど遅れた日本のITリテラシー 」https://lineblog.me/mogikenichiro/archives/8433577.html


まったくもって同感です。



不登校に限らず、
ゲームに頭を悩ます親は多いです。

ゲーム依存、昼夜逆転

親なら気になると思うけれど

親が気にするほど
逆効果だと感じています。

ゲームをやりたいのに
厳しく規制されている子は
友達の家で
コミュ症かと思うくらい熱中するし

塾をサボってゲーセンに行く子もいます。


知らぬは親ばかりなり…
を、いろいろ見てきました。


かと言って好き放題させるのは心配…


でもね、ゲームにもたくさん学ぶことがある。

東大ナゾトレの皆さんも
ゲーム好き。

ゲームで戦略たてて戦うのは
頭使います。
勝つために頭を使い
自ら様々な情報をとりにいきます。
ゲームを通したアクティブラーニングだと思っています。


マイクラ部を始めて実感するのは
ゲームが不登校のこどもたちを
どんどん成長させてくれること。

不登校の子はコミュ症っぽい子もいるし
発達障害の子もいます。
感覚過敏を持つ子も多いです。

初めて来た時は
緊張で無表情で
となりに人が座るのも嫌な顔をしていた子が

いまでは笑い合いながら肩寄せ合ってあそんでいます。

こんな姿を見られるなんて
想像もつかなかったことです。

周りの子がうるさくて
1人離れて遊んでいた子が
いまでは一緒にはしゃいで楽しんでいます。

ゲームがあったから、
ゲームという共通言語で
いつのまにか壁は消えて
過敏さも忘れてしまうほど
楽しくて
心にエネルギーチャージできたのだと思います。

人生はゲームのようだと
茂木先生同様
私も思います。

苦手なものに挑まねばならないとき

「これを攻略できたら怖いものなし!」

と思うことで、
嫌だなぁという気持ちより

「よーし、やったるか!」

のチャレンジ精神が高まります。

脳は「楽しい!」から発達します。
つまらない、辛い、は
脳を萎縮させること。


ゲーム依存は、
寝食も忘れてしまうほど熱中して
健康を害してしまうときは
専門家に相談が必要になりますが

そうでないなら
あまり気にしないほうが良い気がします。

買い物依存やチョコレート依存
いろいろな依存とおなじです。

暴力的なゲームをしたからといって
外の世界で同じことをするなんてことも
ほとんどありません。

同じことをする人は
映画をみようが
本を読もうがやります。
そんなサイコパスはまれです。
ゲームだからというエビデンスはありません。

勉強やピアノ練習は
何時間やっても怒られないのに
ゲームは怒られてしまう
私はそれはちょっと理不尽におもいます。

ゲームからも
学びはたくさん得られます。

うまくゲームと付き合っていく方法も
自分でとことんやってみて
ようやく得られたりします。

ゲームをもっとポジティブに捉えて
一緒に楽しんでみると
子どもたちから
いままでとは違った世界がみえるかもしれません。


昨日のマイクラ部の様子


こちらはマイクラ動画アップ中