その①で書いた、「なぜ不登校を問題に思うのか?」

 

問題に思う側、心配する側の考えでよく耳にするのは、

 

 *学校に行かないと、勉強が遅れて将来困る

 *お家にこもっていると社会性が身につかない 

 *人生に辛いことはつきもの。嫌なことから逃げないでほしい

 *世間体が悪い

 

こういった意見。

 

その考え、気持ちはよくわかります。

(後ほど全てに異論となえてしまう予定ですが)

私たち日本人は、学校しか教育を受ける場がない日本で生きてきたから。

学校に行かなかったらお先真っ暗。どうすりゃいいの?

 

そう思うのも仕方ない。

でも。

でもね、世の中って広いんです。

 

今、子どもの数は減っているのに、

不登校の数は増加の一途をたどっています。

 

なぜだと思いますか?

 

私は画一的な教育が生んでいる社会現象だと思っています。

 

敏感な子は、学校に違和感を感じ、

とても窮屈な気持ちでいると思います。

 

 

日本の画一的教育に関しては

世界からも、その不登校の多さを危惧されていて

国連の「子どもの権利審査委員会」からも2度警告されています。

 

「高度に競争的な教育制度のストレス」

権利と自立よりもはるかに従順さと義務に力点を置いている

創造性よりも協調性が重視されている

 

世界標準で見れば、日本の教育、ちょっと変じゃね?

って、みられているのです。

 

中東のアルジャジーラTV局が日本を取材した際にも、

日本の1年間の孤独死32000人、自殺者30000人という事実に

1年に6万人もこういう形で亡くなっている国は他にない。

中東も戦争はあってもこんな状況じゃない。

と、疑問を感じたそうです。

 

 

過去に行われた調査でも

高校生に「私は価値がある人間である」にYESと答えたのは

 

アメリカ 57.2%

中国   42.2%

韓国   20.2%

日本   7.5%

 

もちろん日本は最下位です。

 

なぜ自尊感情が日本では育たないのでしょう?

 

なぜだと思われますか?

 

続きは③で。