幸せなことに

私はたくさんの本に巡り会う機会に恵まれているので

(図書館勤務)

 

気になった本は読み漁っています。

 

今回も茂木先生から。

茂木先生が続きますが、

たまたま茂木先生とつながる週間なのかもしれません(笑)

 

「5歳までにやっておきたい 本当にかしこい脳の育て方」

 

という本から。

 

子どもにどんな人になって欲しいか?

どうすればたくましく社会に羽ばたいていける子どもに育つ?

 

そんな視点から、生活の中で充分育つアクティブラーニングの話などが

書かれています。

茂木先生は普段から気軽にアクティブラーニングを生活にとりいれて

楽しく学んでいるのだそう。

 

お父さんお母さんがいちばんの先生。

家庭が楽しいと、子どもはもっと広い世界へ羽ばたける。

 

 

そしてこの本の中で私がいちばん注目したのが

「最先端の学び方『ホームスクーリング』」

という章。

 

内容を簡単に紹介します。

 

アクティブラーニングやベストプラクティスを学習に取り入れる

「ホームスクーリング」という教育スタイルは

アメリカやイギリスでは研究が急速に進んでいます。

 

欧米では、ある天才少女が

ホームスクーリングで学んだことが注目されました。

11歳で、自分の製作したオペラをウィーンで上映までしたのだそう。

彼女はホームスクーリングで学ぶことで、

その才能を余すことなく伸ばしている。

欧米では彼女のように

学校に行かずに家で勉強する子どもの割合が増えているそうです。

 

そして驚くべきデータも。

普通に学校に行っている子どもより

ホームスクーリングを受けている子どもの方が

各種のリサーチ手法によるテストの成績もいいというデータ。

 

与えられたカリキュラムではなく、

親が1対1でその子に合ったカリキュラムを考えるからこそ

最良の勉強法を研究でき、親子で成長できる。

 

なんでも自分で決められる子どもは大人になっても上手くいく。”

 

 

前回のブログで紹介した「おはなしワクチン」蓑田さんの

サドベリースクールを選んだお話も

まさにこれなのだと思います。

 

自分で決められる人に育つ。


この、自立の心がしっかり育っていれば

何か辛い出来事に出会っても

乗り越える力を持つことができるのだと思います。


 

 

まだまだ日本ではここまで当たり前の選択肢として

ホームスクーリングをエンジョイできる環境は整っていないけれど

 

せめて自分の周りから

少しづつ環境整えていければいいなと思っています。

 

海辺にぶらさげられた雰囲気のあるオシャレな瓶の無料画像:IMG_02.jpg