ドイツには何人か知人がいるのですが、

 

不登校について聞くとたいてい

 

「ドイツには不登校という言葉はない」

 

と言われます。

 

ドイツでは、教育を受けさせる義務がかなり厳しく法整備されていて、

学校に行かない状態で、学校あるいは親が

何も対策をしない場合、逮捕されてしまうほど厳しいそうです。

教育を受けさせないのは虐待と同じ、という見解です。

 

でも、学校が死ぬほど嫌いな子だって、

ドイツにも もちろんいます。

その場合どうするの?と聞いてみると。

 

まずは子どもと親、学校はしっかり話し合います。

その上で、医師や専門家にかかり、

学校へ行けない子どもの専門の機関に通います。

心のケアが主な場所だそうです。

早めのケアが何より大事。

ケアは遅ければ遅いほど、長引いてしまいます。

ここは日本も学んで欲しいところですね。

 

そして医師の診断が下りれば

自宅学習が認められます。

自宅学習は、家庭教師の先生(大学生だったり、近所の人だったり)

を探して教わることになります。

 

 

医師の診断なくしてホームスクーリングは認められないほど、

就学させる義務が厳しいドイツ。

学校へ行かないのは、虐待、という偏見も根強くあるようで、

無理やり行かせようとする親も多く、

「不登校」の話題自体、あまり積極的に話す人は

私の周りにはいませんでした。

眉間にシワがよる感じあせる

 

まあ無理に行かせると歪みが必ず出て、ドクターストップが

ちゃんとかかるので、そこで親も思い直すのだと思います。

 

日本と比較すれば

法規制が厳しいぶん、

メンタルケアの整備もしっかりしているのが

いいですね。

 

日本と違って、放置だけは絶対されない。

ここが一番大事なのではないでしょうか。

 

 

行政に提出する参考のための不登校アンケートでも、

 

「何も対策をしてもらえなかった」

 

という意見、かなり多く出ていました。

 

この点を、行政に重点的に訴えていこうと考えています。

 

以上、ドイツの対策でした。

 

不登校アンケート、行政に提出するまでは継続しています。

詳細はこちら

http://ameblo.jp/cafetanpoposhonan/entry-12290795693.html

 

アンケートは

不登校経験者、ご家族はこちらから
https://docs.google.com/forms/d/1T-YPVsZ-tCk8w7wBtKff66K3oX3Fs2yKFeqyKLI6RVI/edit

 

 

教育関係者はこちらからお願いします。

https://questant.jp/q/V6G21X4C

 

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子育てこころサポーター

米澤 美法

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