こんばんは。シゲノです。
昨日の深夜、NNNのドキュメンタリー番組
「崖っぷちナース」を偶然見ました。
夜も深~い時間、きっと見ていないですよね![]()
今日はちょっと重たい話しをしちゃいますので、
スル~っと読んでいただければと、思います。
山内 梨香さんという看護師のお仕事をなさっている方を
追ったドキュメンタリーでした。
彼女は乳がんを患い、
厳しい治療を受けながら仕事を続け、
愛する人と結婚をしました。
その数か月後、36歳で他界されたのですが、
「1日生涯」という思いで生き、
死ぬのは怖くない。
私は幸せ。
でもダンナさんが心配。
いっぱい泣いていっぱい悲しんで。
そして、次はダンナさま自身の人生を生きて、と。
死を意識したことがありますか?
私もがん経験者。
進行がんだったので、意識したことがあります。
自分がいなくなった後のことを考え、
いろんなことをしましたよ。
まずは苦手のお片付けから手をつけた(爆)
あの人にはこれを伝えよう。
この人にはこれを残そう。
そして、みんなが長く悲しまないように、
早く私を忘れてくれるようにってね。
手術のあと、
息ができるだけでうれしく、
寝返りがうてるだけでうれしく、
街を歩くだけでうれしく、
笑うだけでうれしかった。
感謝とは、こーゆー気持ちかと
初めて知った気がしました。
子供のころよりも、ある意味ピュアな時期だったと思います。
なのに今は欲がどんどん膨らんで、
ピュアのかけらもなくなってしまったよ。
彼女の生き方を見て、思い出しました。
崖っぷちに立たされると、
人は自分のすべきことが何かを
直観的に感じとるのかもしれないですね。
彼女が愛する人と結婚して、ナースの仕事を全うしたように。
私が自分の直観で選んだのは、「カフェリコ」。
それから大腸がんの関係の食べ物の仕事。
昨日泣きながらテレビを見て、
そんなことを改めて思いました。
人って素晴らしいですね。
生きるってたくましいことだ。