先日の9月19 日と20日に京都のみやこメッセで開催された「京都国際マンガ・アニメフェア2020 (以降「京まふ」略)」の「お通り男史」のブースにお手伝いで参加してきました。
前日の搬入の手伝いから当社のスタッフたちと二泊三日で京都入りしたのですが、半年ぶりの京都出張となりました。
碁盤の目のように美しく整備された京都の「通(とおり)」の神様を擬人化し、彼らの活躍を描く物語が「お通り男史」です。
当社もこの「お通り男史」のプロジェクトを応援しており原作の製作委員会に参加しています。
今回はプロジェクトのお披露目として「京まふ」に参加することになりました。
京都の歴史と地域に関わる作品にゆかりもない当社がなぜ関わっているのかというと、僕がこの数年京都の大学の学生さんや企業の方々にアニメグッズを対象にしたビジネスのレクチャーや京都の建造物に関わる仕事が増えて頻繁に京都に訪問する機会があり、その際に「お通り男史」の企画を知ったことがきっかけでした。
もともと「お通り男史」の作品を手がけられた原作者の敷城こなつさんと西門檀さんや関係者の方々が商業化したいという動きをし始めるタイミングで、当作品を知ることになり作品の世界観や面白さと、より京都での仕事にご一緒したい気持ちも高まり、裏方でこの作品を拡げていくお手伝いをさせていただければということが経緯です。
7月31日に公式のホームページとSNSが開設し本格的に始動しました。
今回の京まふは「お通り男史」の新しいスタートとしてお披露目の会となりました。
まだ知名度も低い状況ですので、京まふの会場では現時点で披露できるキャラクターのパネルを中心にフライヤーの配布や若干のグッズの販売を行いました。現在のキャラクター達も京都の「通り」の歴史に基づいた設定がされており、イラストレーションもすでに活躍されている方から気鋭のイラストレーターまで個性豊かな展開になっています。
新型コロナウイルスの影響で京まふ自体も入場制限などで通年より抑えられた来場者になったみたいですが、お通り男史のブースにもたくさんの方が立ち寄っていただけました。
キャラクターのパネルもたくさんの方が撮影していただけました。
元々の「お通り男史」のファンの方々や初めて知った方々まで接点になったことはよかったです。
京まふの開催に連動して京都駅近隣のイオンモール京都店さんでも連動のイベントが行われており、店内でも「お通り男史」のパネルを展示させていただいています。
さらにイオンモール京都店さんの10周年を記念したイベントも行われているのですが、店舗が立地する通りの「油小路」に由来して「お通り男史」のキャラクター「油小路」を使った特典の展開もしていただいています。
こういう展開ができるのも「お通り男史」ならではの地域に根付いた作品性の面白さです。
京まふでは伝統工芸の体験ブースとも連動させていただき、「昇苑くみひも」さんにて「お通り男史」に登場するキャラクターのイメージカラーと連動した制作体験も実施しました。
せっかくの機会だったので僕も参加してきました。
手先も不器用で飽きっぽく、さらに老眼化も進む情けない状況にて本当に作れるのか心配でしたが、昇苑くみひもさんのスタッフの方が親切に教えてくれたおかげで時間内に完成することができました。
今回は2色×4本の8本の糸を使って組み上げていきます。
最初は何ができていくのか全くわからなかったのですが、重りで吊られた糸が組み上げられて下がっていくほどに進捗が目に見えて解っていくと完成が楽しみになっていきます。
ということで完成。
僕は「烏丸」のカラーリングを選びました。
自分で作ったものはやはり愛着が湧きます。
機械でもできることはたくさんあると思いますが、長い歴史を通じて人の手で作り上げたものが世に渡り受け継がれていくことが「伝統」ということなんだと身体を通じて勉強になる機会でした。
京まふの「お通り男史」のブースの大きなニュースは「小説化」の発表でした。
詳細は後日お伝えしていく形になりますが、京都の「通り神」を軸としたストーリーを小説化できることは世界観を伝えるためにも大きな手段ときっかけになります。来年の発売を目標に動き出しています。
4連休スタートの2日間のイベントとなりましたが上々の手応えでした。
これからの展開にご期待ください。
「お通り男史」のTwitterでは随時情報をお伝えしていきますのでぜひフォローもお願いします!
【公式】お通り男史@otoridanshi_PR油小路通沿いに建つイオンモールKYOTOでは #京まふmini が引き続き開催中! お通り男史の等身大パネルを今週末9/27まで展示しています♪土日祝日限定で条件を満たしていただくと油小路がデザインされたノベルティ(ポストカード… https://t.co/9cOWGoCfJS
2020年09月21日 21:20
関わる人たちの熱量が本当に高い作品ですので、ぜひ応援お願いします!
ということでひさしぶりの京都での仕事を終え、帰りの道のりや立ち寄ったホテルや京都駅は予想以上の人の波。
タイムスリップしたような驚くほどの人の多さにびっくりでした。
タイムスリップ...
新型コロナウイルスの発生から半年近くの時間が経っていますが、本当に長い時間が経った気がします。
またいつものような時が戻るように。その時は今までとは違う環境になっていることもあるかもしれませんが、挑戦や冒険はあきらめず取り組んでいきたいと思います。