高校を卒業してからしばらくはフツーのサラリーマンをしていた。都内に本社のある中小企業の専門商社で営業職。そんな会社勤めでどうにもガマン出来ない…更には無理なことが二つあった。

(1)会社の飲み会
(2)会社のゴルフコンペ

先ずは(1)の会社の飲み会。

「何でその日の仕事が終わった筈なのに、なんでわざわざさっきまで一緒に働いていた同僚や上司と一緒にいなければいけないの?」
私自身、協調性が無いとは思っていない。でも、プライベートの時間はしっかり確保しておきたかった。そんな訳で仕事を終えると一目散に帰宅の途に向かう日々。しばらく経って部下も出来たある日、上司から小言
「仕事以外の場での親睦というか意思疎通というか『飲みニケーション』も大事だぞ」
仕方が無いので以降、何回か部下を誘って勤め先の近くの焼鳥屋などで飲んでみたりもした。別に誰かと外で飲むという行為が嫌なのでは無い。でも、それって仕事の延長というか、話題もそういうのばっかりになってしまうし。個人的に同僚達から「悩み事がある、相談にのって欲しい」などと言われて誘われることは時々あったが、それはプライベートなのでOK。
 


(平成2年7月、24歳の時の私)

更に問題だったのは(2)の会社のゴルフコンペ。
これ、折角の休日が潰れるんだよね。絶対拒否。当時の私の勤め先は皆サマ、ゴルフが大好きなようで、年がら年中開催していたけど一度も顔を出したことが無い。

飲み会とかゴルフコンペとか…それが親睦の場だってことはアタマで理解はしていたんだけど、そんな場で積み上げられた関係が会社内の物事に影響することに拒絶反応があった。結局社内での私の評価は「一匹狼」。

それだけが理由では無いのだけど、結局会社を辞めた。その他の詳細は以下
 




あれからほぼ30年、『飲みニケーション』や『会社のゴルフコンペ』は昭和の遺物になってくれたのかな。でも、タクシーの仕事中に聞くお客サン同士の会話。スーツを着て乗り込まれるサラリーマン達の話のネタで多いのは、社内人事に関するものに次いでゴルフのことなど。時代は令和になったけど、そのあたりはあまり変わっていないみたいだ。