可能な限り食事は夫婦どちらかで作って家で食べるようにしている。外食は旅行の際や何か特別な時が多いし出前も滅多にとらない。出来合いのものを買ってきて並べるだけということもなるべく避けている。
昔話…小学生も半ば過ぎの頃から目に見えて私の両親の間の仲が悪くなってきた。父が脱サラしてスナックを始めたあたり。それまで夕食や朝食の支度をしていた母が家を出ていくことも度々。湯煎しただけで食べられるハンバーグやカレー、オーブントースターで温めるグラタンやピザ、菓子パンみたいな食事が増えてきた。
で、そういうのが食卓に並ぶと「ちゃんと食事も作れないのか」と父がまた不機嫌になったり怒り出したり。そんな環境でそうした出来合いのもの頂いても美味しいと感じたことはなかったし箸も進まなかった。今ほど美味しい「中食」などない当時、どうしてもそういうメニューが続くと飽きるし、何より怒鳴り合いを聞きながらレトルトのカレーを食べて「美味しい」と思う子供など滅多にいないだろう。
あと、私のカラダ。他人と比べて身長はともかく骨格とか筋肉とかが華奢というか貧弱な気がするのは多分、成長期の食事に原因があるのかも知れない。
今は三度目の結婚生活を送っているが、極力食事は作っている。幸い今のタクシーの仕事、一日起きに家に居るので時間にゆとりはある。凝った料理は出来ないけど、それでも「冷蔵庫の中にはあれとこれがあったな、あとは何々を買い足して××を作ろう」などと考えている時は幸せだ。
因みに妻と私では作るものの傾向が違う。どちらかといえば妻は煮物や焼き物で和食中心。私は短時間で出来る炒め物とか揚げ物がメイン。なのでメニューが被ることは少ない。それと、夕食は二人でお酒を飲みながら頂くので肴になるようなのが多い。
もちろん共働きなので二人とも疲れて何もしたくない時もある。そういう時は出来合いのものを並べてしまうのだけど、そんな中でも一皿、一鉢は妻の作り置きの常備菜があったりする。
冷凍のおかずやレトルトとか、あとはスーパーのお惣菜やコンビニのカウンター商品、それに外食。美味しいと思うものも多いけどそればかり続くと未だに不安になってしまうのは子供の頃のトラウマだろう。
食事はほっこりしながら落ち着いて頂きたいよね。
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