パンとエスプレッソと （BREAD,ESPRESSO &）
銀座線、半蔵門線で表参道駅A2出入口から伊藤病院を右に曲がり約徒歩8分のところにこのべーカリーカフェがある。店の場所が裏通りにあるため、少しわかりづらいかもしれないが(とんかつ、まい泉を過ぎた先にある) 人気のパンのお店を迷いながら探すのもわくわくするものであろう。
店名は「パンとエスプレッソと」という少し店名らしくないネーミングが面白い店である。
店の入口が道路から少し奥に引っ込んだビルの1階にあるが、道路沿いに白の立て看板「パンとエスプレッソと （BREAD,ESPRESSO &）」が見えるのですぐにわかるだろう。
ファサード外観が白のフレームで装飾されているため、清潔感あるイメージの店と感じるだろう。
扉を開けると、店頭からベーカリーの陳列棚が見えるが、入口に向かって右側にベーカリーコーナー(パンの棚とキャッシャー、目の前がガラス張りでパンを作っているのが見える)左側が客席という構成であり、店頭にも客席が配置してある雰囲気のよいベーカリーカフェである。
内装デザインもベーカリーを主軸メニューにしているため(清潔さを醸し出すために)、客席の後ろの壁にレンガブロックと白塗装のブロック、天井全体も白塗装で統一した、あまり内装に目立つ色を装飾しないシンプルなデザインにとどめている。
テーブル、家具は木調の無垢材ナチュラル、椅子はゆったりとしたブルーソファーなどその他場所によってカタチを変えた家具類もごく自然である。
天井はスケルトン風に仕上げであるものの、白塗装で統一、大きなホワイトボールのペンダント照明が下がり、空調や配管もむき出しであるものの、ラフではなくきれいな仕上げにこだわり感がある。
店の前テラスでくつろぐ客や店内客席でパンとコーヒーを楽しむ客など幅広い客層で店内は満席になっていることが多く、比較的平日のランチ、カフェタイムの繁忙時間を避けて訪問したほうが、すぐに店に入りやすいだろう。
この店のベーカリーコンセプトは、日本にハード系パンがテーマとのことであり、パンの陳列棚にはハードパン、ハードパンサンドイッチなど一般的な総菜パンは作っていなことに、パンへのこだわりが感じられるところだ。(くりザマンド、マロングラッセをやわらかくしたもの、サワークリームと一緒にピーカンナッツの生地でつつんである一品。栗の甘さとサワークリームの酸味、ナッツの香ばしさが調和杏とくるみとクリームチーズライ麦パンの中には杏とクリームチーズと歯ごたえがキモのクルミがたっぷりだ)
ドリンク類もエスプレッソに特徴を持たせたメニューが多く、定番ラテ、アイスモカチーノ、アイスコーヒー、ジュース、アイスティーなどこのみに合わせてパンとカフェのひとときを楽しむのもよいだろう。
東京都
渋谷区
神宮前
3-4-9
8:00～20:00
朝食営業、ランチ営業、日曜営業
