撮り始めた映画もいつかは終わる | スイングしなけりゃ意味がない!

スイングしなけりゃ意味がない!

東京っ子の独身フォティ。
マイケル・ジャクソンとクインシー・ジョーンズを
こよなく愛しております。
海外物流街道にずっと携われている幸せ者です。
映画と絵本も好き。
週末ランナーでもあります。

今日6月13日は…13日の金曜日じゃないかっ
ジェイソンが暴れる日なんでしょうか。

世間的には、今日は満月です。

私的には、大好きだった祖母の命日です。

2年前の今朝、祖母の訃報が入り、喪服を着て
職場に行き、最低限必要な仕事を済ませてから
飛行機に飛び乗ったことも、すでに思い出になりつつ
あります。


幕引き。

以前から少しづつ思い始めていたのですが、
このブログ、本日をもっていったん幕を下ろしたいと思います。

ちょうど4月に、アメブロさんが10周年ということを知り、
その時に、このブログも実は同じタイミングの2004年から
始めていた、ということに気付きました。

ふと、「10年一区切り」という言葉が頭をよぎりましたが、
ひとまず放置しておりました。

先日、マイケル・ジャクソンの新譜記事をアップした時に
気付いたことは、5月はまるまる1ヶ月間アップをしなかったこと。
自分でもびっくりしました。
今まで、どんなに忙しい時でも毎月最低1度はアップ
していたため、こんなことは初めてでした。

別に飽きたわけではないのです。
書くことが辛いわけでもないのです。

が、ブログをアップするのってーこんなお気楽なブログでは
ありますが(苦笑)それなりに時間を要するわけで、
その時間が今はほとんど取れずにいる、というのが現状です。

この形態…テーマがてんでバラバラ(^^;)をこのまま
続けるのは、ちょっとどうなのかな?とも思い始めていました。

ふと、「そろそろ潮時かな…」という言葉が浮かびましたが、
これまた放置しておりました。

忙しさにかまけて、そこから先を考える暇もなかったわけですが。

そして、先日。

勤務先でSNS(ソーシャルネットワークサービス)について
考えさせられることがあり。
まだいろいろなことが未定ではありますが、可能性の一つとして、
個人のSNS活動制限、ということが考えられるのでした。

今の若い世代ではSNSなんて物ごころついた時にはあったろうし、
やみくもな活動制限をしても効果的ではない気もします。

ですが、もしも組織として不利益を被るから制限もやむなし、
となった場合、人目を気にしながらこそこそ続けることは
楽しくない。


ただそうなった場合、組織がやめろっていうからやめる、
という理由で、10年も続いたブログを止めるのは、
はっきり言ってつまらない。

それならば、自分が少しづつ「潮時感」を感じ始めた今、
このタイミングで、自分の意思で幕を下ろす方が
気持ちがよい。

誰のことも恨まずに済みますからね。

奇しくも、今日は祖母が93歳の大往生人生に幕を下ろした
日でもありますので、どうせなら今日にしよう、と思いました。

最後の記事らしい記事が、マイケル・ジャクソンの新譜について、
というのも、なんだかおめでたいじゃありませんか。

アップせずにそのまま、でもいいんですが、
私は恋愛でもなんでも、いったん句読点を打たないと
次に進めないタイプなもので…。

感謝。

あらためて、10年前にこのブログを始めたのは、
転職活動記録として、でした。

正直、あの頃の自分は結構「とほほ…」な
状況だった気がします。

そこで、「日々前向きに過ごしてゆくと、
どういう変化が起きるのか」を
日常を大事にしながら実生活で実験してゆきましょう、
というようなことが、ひとつのスタンスだったかと。

そして今、思いもよらぬ変化が次々と発生し、
忙しくも楽しい世界が広がりつつあります。

まさか、自分が創作活動を再開して個展をしたり、
マイケル・ジャクソンのファンになって
そのイベントのスタッフにまでなってしまったり。

はたまたランニングまで始めるとは、
10年前の自分には想像もつかなかった展開です。
目下の目標は、フルマラソン完走。
いつの日か、東京マラソンとロッテルダムマラソンに
出場してみたいと目論んでおります。

もちろん、日々の生活の中には、
つまらぬこと、不愉快な事もあります。

ですが、そこにフォーカスしてしまうと時間がもったいない。
過ぎた時間は戻らない。
嫌なことやムカつくことを考えても一秒。
楽しいこと、善きことを考えても一秒。
ならば、楽しいこと、善きことにフォーカスを
したいと思っています。

このブログを通じて、個展やらイベントやらの告知をし、
そのうえで面識もでき、親しくさせていただいている方々、
また、思いがけぬ懐かしい人とのやり取りの再開など、
本当に良い出会いがありました。

また、普段の生活では直接面識なんて持てないような
方々とも、思いもかけずつながることが出来て、
感激もひとしお、なんてこともブログならではです。

どうもありがとうございました!

あらためてご挨拶させていただきますので、
どうぞコメントはなさらずに読み飛ばしてくださいまし。

また、10年間フリーでブログを使わせていただきました
アメブロ/サイバーエージェントさんにも、
お世話になりました、とお礼を述べたいと思います。



…これ以上書くと、なんだかアカデミー賞授賞式みたいに
「○○さんにもTHANK YOU, XXさんにも…」となって
しまうので、ここらでおしまいにしましょう。

タイトルの言葉は、羽仁未央さんという、香港映画を監督
されたりIT企業をシンガポールで経営されたり、という
マルチな活動をされている方の本から拝借しました。


「”どんな戦争もいつかは終わる”とスタンリー・クーブリックが
 云ったように、”映画なんて撮り始めたら終わるしかないのよ”と
 香港映画の人が云うように」
 徳間文庫「香港は路の上」by羽仁未央 より



始めた頃は、こんなに長く「続ける」なんて
思ってもみませんでした。

そして、ある時期までは「止める」なんてことも考えても
みませんでした。

たくさん素敵なコメントをいただきましたので、
しばらくはこのままにしておこうと思いますが、
あまりアップされないと「消してください」ということに
なるのかな。
でも、それならそれでいいのかもしれませんね。

THE ENDとなるのか、TO BE CONTINUEとなるかは
未定ですが、ブログという映画も、いったん
「おしまい」。



お読みいただいて、どうもありがとうございました!