久しぶりのフラメンコの話題です♪💃



私は昨年5月からフラメンコを再開しました。30年ほど前に少しだけ習っていました。


今は初中級のテクニカクラスと、振り付けクラスの二つを月に2.3度受講しています。7月末に「アレグリアス」の振り付けが終わり「ティエント」の振り付けに入りました。まだまだとても人にお見せできません💦


先日60回目のレッスンを終えてとても達成感を感じています☺️💃

2022年5月から始めて1年以上経ちました。忙しくて行けないこともありますが

チケット制のレッスンなのでとてもありがたいです♪

ところで。

昨日はフラメンコの先生がお薦めされていた映画を観に行ってきました。


https://note.com/inuneco_0409/n/nfbdbd3e55190

「ロス タラントス」という映画

フラメンコダンサーとして世界に名を馳せたカルメン・アマジャ出演の映画です。


現代は世界中で芸術として大切に踊られているフラメンコですが、はるか昔スペインのアンダルシアでの発祥当時は、ジプシーが子供の頃からフラメンコを自然に身につけ、コミュニケーションの一部とし生活の糧としていたのです。


フラメンコは私にとって理解不明🙃な動きがあります。

何かを断ち切る様な、激しく払う様な。

掘るような。握ったり離したり捌いたり。

優美とは言えない動きです。

そこにパーカッションとなる足捌き(サパテアード)。


この映画「ロス・タラントス」ではこんなセリフがありました。

カルメン・アマジャが仲違いしている男性に向かって「あなたは私に酷いことをしてきた。けれど私も踊りながらあなたを馬鹿にした(怒りを表現した)ことがある。今は反省している。これからは2人で力を合わせて、、」といった内容。(ネタバレになるのでここまで。🙏)


また、感情が昂るシーンや大きなトラブルが起こるシーンではBGMにサパテアード(足で床をかき鳴らす音)が流れたりします。


サパテアードは感情の高まりを表現するパーカッションだという事が、映画から伝わってきました。


そして重要なカンテ(歌)

歌詞の意味が分かればさらに感動したと思います。スペイン語が全然わからないのが残念でした😢


時にとても力強く乱暴に見えたり、優雅でセクシーな瞬間もあるフラメンコの踊り。


ジプシーが「踊り」という動作を使ってコミュニケーションを取り、生きていくために稼ぐ手段だったからこそ様々な動きが表現されていたのだなぁと納得しました。


差別的な扱いを受けた人たち、自ら自分を喜ばすために。

観る人を喜ばせるために。

喜怒哀楽を表現して、人々の共感を呼ぶために。


フラメンコはとても奥深くて素敵だな。

歳をとるほど深みを増す踊り、と言われるのもわかりますね。


私が好きなフラメンコ映画は他にも

「ラ・チャナ」「フラメンコ・フラメンコ」「サクロモンテの丘」など。

他にもまだ観ていない作品も多いので、もっと観たいです。50過ぎてフラメンコを楽しめて本当に良かった☺️


おっと。

熱くなってしまってつい文章が長くなりました😅🙇

今日もご観覧ありがとうございます。

フラメンコ日記でした❤️