こんにちは。
ロハスのinochi^^♪です
最近、よく耳にするようになってきた
「超加工食品」という言葉をご存じですか?
簡単にいうと、
「過度に加工された食品」のこと!!
これは、サンパウロ大学(ブラジル)の
研究者によって2009年に考案された
NOVA分類法4種の一つです。
それは以下のように
4種のグループに分けられます。
<グループ1>
「非加工または最小加工食品」
自然のままの食品や、洗浄、乾燥、冷凍など
最小限の加工が施された食品
※玄米、果物、野菜、無添加生ナッツ、豆類ほか
<グループ2>
「加工食品原料」
グループ1に塩や砂糖などを加えて保存性を
高めたり、風味をつけたりした加工品。
※全粒粉、油、塩、砂糖、酢、蜂蜜ほか
<グループ3>
「加工食品(プロセスフード)」
主に2つ以上の種類の食品を
組み合わせた食品。
※加糖の果物ジュース、加糖ヨーグルト、
塩などが添加されたナッツほか
<グループ4>
超加工食品(ウルトラプロセスフード)
工業的な製造過程を経て作られ、
多くの添加物が含まれた食品。
※清涼飲料、濃縮還元ジュース、ハム、
マーガリン、ソーセージ、インスタント食品ほか
東京大学大学院の研究グループは、
日本人成人2232人(19~80才)から得た食事
の記録データをもとに超加工食品の摂取量を
調査し、個人的特性との関連を調べました。
・超加工食品からのカロリー摂取量が
総カロリー摂取量の30~40%(日平均)
を占めた
・年齢が若い人、または喫煙者ほど
超加工食品の割合が大きかった
・超加工食品の摂取と肥満や
心血管疾患との関連性が大きい
・毎日のカロリーの20%以上を
超加工食品から摂取する場合、
年をとると認知機能が低下する
・女性では、年齢が高く、栄養に関する
知識が多く、食の安全性を重視する人ほど、
超加工食品の摂取量が少ない
・男性では、調理技術が高い人ほど、
超加工食品の摂取量が多い
・満腹感を感じやすい人ほど、
超加工食品の摂取量が多い
この調査で分かったことは、
「フードリテラシー(食の読解力)が高い人ほど、
食事の質が高い」ということ!!
フードリテラシーとは、
「食を計画、管理、選択、準備、摂取する
ために必要な、相互に関連した知識、
スキル、行動の集まり」を意味します。
皆さまが健康の知識を得て最善を尽くすときに、
健康を保ち余生をより愉しく過ごせるよう祈ります。
ロハスは皆さまの「持続可能な健康や環境を意識したライフスタイル」をサポートします!!
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