パニック障害だと自覚してから23年経ちます。
自分がパニックで苦しみ始めた頃から思い描いていることがありました
それは
「いつか自分のこの経験を人の役に立てたい」という夢です。
人に話せば稀だという経験を何度もしてきました。自分がそうなってしまうことに対して疑う事もなく、誰しもそんな経験をしているのだと信じていました。だから、公言するべきじゃないし、我慢できない私は弱くてダメな人間だと思い、自分を叱咤していました。
私は正しいか悪いかでしか判断できない人でした。
そして、私がが自分に無意識に抱くイメージの通りに、見捨てられる人も裏切られる人も経験しました。男に騙され借金を背負い、それでも尚、人を頼るということができずにいました。
今から思えば、よくわからなかったのです。
腹を割るも心を開くも、自分を優先するも人を頼るも、そんなこと誰も教えてくれなかった。知らなかった。
だから、表面でしか人付き合いできない自分、心を開けない孤独でサビシイ私がデフォルトで生きてきました。
そんな私を人に悟られないように、強そうに振舞い、周りに興味などないフリをしてスカして生きてきたことも、自分を苦しめていました。
本気で出家したいとも考えたこともありました。
とうとう心が着いていかなくなり目に見える形で内側からサインを送ってきました。パニック障害・鬱・バセドーに子宮筋腫、すい臓も悪くし、頸椎と腰椎がヘルニアになりました。
そんな自分を楽にしたくて、フラワーレメディ・EFTタッピング・気功・アロマ・心の本・良いという言葉・洗脳CD・クォンタムゼロイドに食事制限・中医学も本でかじり、経絡や体の凝りにまで興味を持ちました。
そうやって何年も経ち、ヨガで内観というものを知りました。それを期に心理に興味を持ち、心屋塾のマスターコースへ進みました。
その後、セルフコンパッションで自分を認める方法に救われ、ACTの思考と行動に対するメタファー(イメージの着替え・捉え方)で、悩み・苦しみと距離ができる不思議な感覚を知りました。
そして、私たち人間ではどうにもできないこの世の仕組み、この世の摂理を説いた【エネルギー哲学】に出会いました。
『知ることは大切です』
なぜなら、私は知らないことが多かった故に苦しみ、痛い思いをし、分離と孤独に怯えていたのです。
知ることで見える世界が変わります。
知ることは生きる道標になるのですね。
私のこの学びは、人生単位の学び
『自分に優しく、癒されることで周りを癒し、自分を生きる私でありたい』
その為にこの先も肉体が終わるまで自分を観察し続けます。
パニック現役です。
心の揺れも不安も変わらずあります。
だからこそ共感できることも、伝えられることがあります。
私の日々の出来事や、体感したこと、得た知識をお伝えしていきます。私が苦しかったように、今そう感じている人が癒され自分に優しくなれることを願ってます。
yumiko sawada
さわだ ゆみこ