先日、練馬区にある和田稲荷神社を参拝しまし

た。

こちらの神社にはコロナ騒動が始まる少し前辺

り、縁あって何度かお参りしたことがありまし

た。

でもそれ以降はすっかり足が遠のいていまし

た。

それが数日前からお参りに行かなきゃと思うよ

うになりました。

2月6日の朝は、「今日来るように」と呼ばれ

たような気がして、それならば午後に行こうと

思いました。

午後になってもなかなか腰を上げないでいたら

「早く来なさい」と急かされた感じがしまし

た。

思わず、「はい!今から行きます!」と声に出

していました。

そしてすぐに出掛けました。



着いてみると、


あれ?


なんか雰囲気違う?


青空がもたらす効果を差し引いても、数年前は


こんな明るい感じではなかったはず。


鳥居の紙垂も真新しい。


鳥居をくぐると、さらに違和感。


空気が澄んで、爽やか。



写真には撮っていないけれど、左手にある小さ


なお社には色とりどりの野菜がお供えされてい


て、それも初めて見る光景。


キツネさんもどこか誇らしげだし。



本殿に近付くとますます違和感。


なんだか妖の世界に紛れ込んだような気分。


キツネにつままれたような…とはこのこと。



目の前に来てようやく違和感の正体に気付きま


した。


本殿の扉が開いている!


扉が閉まった状態しか見たことがなかった。


提灯に灯りが灯っているのを見たのも初めて。


本殿内には美しい彩りの野菜がお供えされてい


る。


新嘗祭の季節じゃないし、なんだろう?


不思議に思いつつ、参拝しました。


扉が開いているので、何か御神気のようなもの


が放たれているのを感じました。


御神木(練馬区内最大の白樫)も午後の光を受


けて神々しかった。



なんだかとても気持ちの良い参拝ができたなぁ


と満足感でいっぱいになりました。



翌日、仕事が休みだった夫が、この近辺を散歩


して来ると言うので、撮り忘れたお供えの野菜


の写真を撮って来て欲しいとお願いしました。


しばらくして、↓の写真が送られて来てまし


た。



あれ、なんか昨日と全然雰囲気が違う凝視


夫、「野菜のお供えはないし、本殿の扉も開い


てなかったし、提灯なんてなかったよ?」


あの何かの行事は昨日までで終わってしまった

のか…と思っていたら、なんと次女が私が参拝

した前日に、

「前を通ったからお参りしたけど、扉は閉まっ

てたし、野菜のお供えもなかったよ?」

と。

家族3人が示し合わせたわけでもないのに3日

連続でそれぞれ参拝するという事実も面白いけ

れど、じゃあ、私が参拝した日のあれはなんだ

ったんだ?となり、そこで初めて調べてみまし

た。

2月6日は、初午(はつうま)の日でした。

毎年2月の最初の午(うま)の日に、五穀豊穣

や商売繁盛を祈願して、各地の稲荷神社でお祭

りが行われてきたのだとか。

神社の祭事に疎い私は全く知りませんでした。

和田稲荷神社の御祭神はウカノミタマノカミ。

五穀豊穣の神で商売繁盛の御利益があるらしい

です。

初午の日に呼んでいただいたのは、何か意味が

あるのかもニコニコ