12月1日の投稿からもう3週間近く経っている
ことに驚き
明日はもう冬至だ
ということは、今が一番陰極まっている時とい
うこと?
あまり感じられないけれど…
昨日は文京区にある護国寺に行って来ました。
娘2人がかつて通っていた高校の最寄駅が護国
寺だったので、保護者会やら役員会やら演奏会
やらランチ会やらで当時はちょくちょく来てい
ました。
護国寺を参拝するのは3回目です。
昨日は参拝というよりも、お寺内で4日間行わ
れる展示会を見るのが主目的。
笹川亜紀子「点が織りなす宇宙展」。
Instagramで見かけ、その繊細な曼荼羅図に魅
入られました。
普段は一般公開を許されていない国指定重要文
化財「月光殿」での展示というのも魅力的。
そうだった…
お寺だから靴を脱ぐのであった![]()
昨日の東京は早朝に初雪が舞うほど寒く、暖房
もない中、磨き上げられたツルツルの廊下に素
足(靴下は履いているものの)はあまりに冷た
かった![]()
その身が引き締まるような空間の中で見た曼荼
羅の点描画は冴え冴えと美しかった。
作品を保護しているガラスにどうしても照明が
写り込んでしまうけれど、それはそれでまた良
き。
「微笑み〜光からのメッセージ」
「青の世界」
「発展の原動力」
全て点描。
気の遠くなるような作業。
一点一点ひたすら点を描く長い長い時間、ずっ
と深い瞑想状態なのだろうなと想像。
赤い作品は 「胎蔵曼荼羅」
「同心円状に大日如来の慈悲が放射状に伝わる
さま。
大きな慈悲で子どもを育てる母の愛。
地球を守ってくれる宇宙の愛。
まさに愛の曼荼羅。」
愛が伝わってきます![]()
「母性」
こちらの作品↑は保護ガラスがなかったので、
反射もなく、そのままの美しさを堪能。
「蓮の饗宴」
「月の神秘」
「感謝」
「本質」
国指定重要文化財の建物内、こちらの襖絵↓も
いつの時代のどなたの作品かもわかりません
が、普段は見ることができない貴重なもの。
展示場の少し先に燦々と光が入る場所があった
ので行ってみると、縁側。
陽の光をたっぷり受けている床が温かく、冷え
切った足裏にじんわりと伝わって来ました



















