前記事の続きです。
祷というもの。
ご飯は雪若丸という珍しい品種。
般若心経の元になった六百巻に及ぶ大般若
経典を、僧侶たちがいっせいに転読を行う
のだそうです。
365日休むことなく、毎日5時30分・8時
・10時・12時・14時・16時の6回行わ
れます。
ホームページをよく読んでみると、予約は
不要ですが、祈祷の20分前までに申し込
むこととありました。
バスで善寶寺に到着し、先に貝喰みの池の
龍神様にご挨拶し、善寶寺に戻り、感應殿
と龍王殿を参拝、御守札授与所に到着した
のが、まさに最後のご祈祷20分前の15時
40分でした。
これ、全く狙っていません。
龍神様に呼ばれ、善寶寺行きを決めた時、
往復チケットと宿泊先についてはしっかり
考えた上で予約しましたが、旅先では導か
れるまま自由に行動しようと思っていたの
でノープランでした。
だから、ホームページも斜め読み、ご祈祷
も翌朝でいいかなーなんて思っていたので
す。
龍神様が上手に導いてくださったとしか言
いようがありません。
本堂には、すでに高齢のご夫婦が1組いら
っしゃいました。
「こんにちは😊」 と声をかけてくださ
り、とても安心しました。
何度もいらしている方のようです。
この時間の御祈祷は、2組だけでした。
お作法がわからない私は、こちらのご夫婦
に付いて行こう!と決めました。
1人じゃなくて本当に良かった😮💨
若いお坊様が準備を始めました。
しばらくすると次々にお坊様が入場。
御住職という呼び名で良いのかわかりませ
んが、最後に御住職がご本尊と真正面で対
峙する形で、ふっかふかの分厚い座布団に
座られました。
総勢10名のお坊様がいらしたと思いま
す。
この人数の多さにもびっくりしました。
そして始まった御祈祷は、私の想像を遥か
に超える、新しい世界過ぎて、まぁ本当に
度肝を抜かれました。
音とリズム。
これは凄い😱
言い方は悪いですが、超一流のパフォーマ
ンスを見せていただいたという印象です。
あぁ、この方達はこの御祈祷を1日に6回
毎日休むことなく執り行うんだ…
その凄まじさに頭が下がると共に、私は涙
が止まらず、困ってしまいました。
はー、心が洗われるとはこのことだ。
貴重な経験をさせていただきました。
授与した御札の裏には、これまた非常に美
しい字体で書かれた家族全員の名前✨
すべてに感謝です。
17時過ぎに旅館に到着。
ロビーからの眺め。
18時から夕食。
柿の白和え、地魚のお造り、落ち鮎の甘露
煮など。
鰆の杉板焼き。
山形牛の陶板焼き。
他、鶏の治部煮など撮り忘れました。
ご飯は雪若丸という珍しい品種。
汁物は、きのこがたっぷり過ぎるほど入っ
たお味噌汁。
デザート。