2019.6.2 購入して、22日に到着。
チタンコーティングの径83mmフラット刃、230V、400W、960RPM(50Hz)。
230V仕様のため、アップトランスを準備。消費電力は400Wとはいうものの、モーターがメインのガジェットなので、3.5倍の余裕をみて1500Wの容量を選ぶ。
回転数は、50hz地域なので960RPM。
シングルドースに特化したグラインダー
つまり、一杯ごとにコーヒー豆を挽くために生まれたグラインダー。
自分の場合、朝の一杯と昼食後の一杯は、メニューや気分でエスプレッソを変えて楽しみたい。だからいつも4〜5種類のエスプレッソ豆を常備している。それに、コーヒーの趣味が自分と違う妻のためにも、豆は替えてあげたい。だから、一杯ごとに豆を挽くというのは、とても重要なポイントとなる。(現在のストックは、LavazzaのKAFAとTop Class、CaffeRosaのベーシックエスプレッソ、近所のロースターから買ったシングルオリジンが2種類がある。)
さて、そうすると、一杯ごとに豆の重さを計って挽くという作業になるが、それは毎週末に、1週間分の杯数分を保存容器に小分けするので、さほど気にならない。
問題は、グラインダー内に残るコーヒー豆の残渣の量。それが少ないことが、優れたシングルドース用のグラインダーの条件の一つになる。というのも、グラインダーの中に、コーヒーの粉が残っていると、次回挽いた豆に混ざってしまい、味に影響してしまうからだ。
Ceado社のE37SDの特徴の一つは、83mmという大型のフラット刃を採用しているにもかからず、残渣(リテンション)が非常に少ないということにある。だからシングルドースに特化したグラインダーと訴求するゆえんだ。
秘密は、チャンバーとフラット刃の間が比較的狭いことと、その隙間にスクレイパーが設置されていて、刃と一緒に回転することでリテンションをこそぎ落とすことにある。ネットにあるレビューを見回すと、0.4g(一回の稼働あたり)ほどしかないらしい。先代のBaratzaのSette270Wiも、Lowリテンションに定評のあるのだが、E37SDは同等もしくは、それよりも良いというレベルらしい。
クイックセットギアユニット

このユニットおかげで、エスプレッソ用の細挽きのなかでも更に、浅煎りエスプレッソ豆と中深煎りエスプレッソ豆用に、それぞれに合わせた微妙にちがう細挽きに調整することができる。ダイヤルを何回か回すだけでOK。
だから例えば、妻のラテ用のエスプレッソには中深煎りの豆を挽いて、自分用に浅煎りのシングルオリジンのアラビカ豆を挽きたいという時に、それぞれにあった細挽きに調整することが数回のダイヤルの回転だけで可能。片手で数秒。
さらに例えば、ドリップコーヒー用の中挽まで、エスプレッソ用の極細挽きから一瞬で設定を変えることができる。冷蔵庫で一晩かけて水出しコーヒーを作りたいときには、エスプレッソを楽しみながら、中挽きの豆を片手で用意することができる。
それから、日本のように湿度が高い国では、特に梅雨とか湿度が高いと圧力がかからず、うまく抽出できない。そんなときにも挽目を細かくすることは、本当に簡単。(とはいっても、湿度対策では、苦味も強くなるだけなので、荒くして粉量を増やすほうのがいいかな。ただし、タンピングを強めても意味はない。特に浅煎り豆は。まぁとにかく、湿度が高い日のエスプレッソは、旨く入れられない。)
ステディロック

チャンバーの清掃などのためには、ネジを3つ外してアプローチする必要がある。比較的に簡単なアプローチ方法らしいが、それよりも特筆されるべきは、その前後で刃の挽目の設定が変化しないという点だ。
Mazzerファンの方には、この点も垂涎のポイントかもしれませんね。
これは、豆のセーブにもなるし、手間が大きくはぶける。
Sette 270Wiも刃へのアプローチの簡単さは、やはり定評あるグラインダーなので、その点はそれほどメリットという実感はないが、設定が安定して確保されているというのは、頼もしい。Setteは、ちょっとするとずらしてしまうことがあるからだ。
粉の粒度分布
コニカル刃のSetteで挽いた時よりも、味がショットごとに安定しているような感じと、滑らかさを感じるように思う。
コニカル刃の特徴の一つが、粒度分布が2コブの山になるということを読んだことがあるし、実際に管理粒度測定Appでしらべたら2コブっぽい形を示したことがあった。ということは、抽出時の条件により味がばらつく可能性が高いのだろう。
E37SDでは、粒度分布がより狭い範囲に固まっているのではないかと推測する。Appで調べてみることにする。
アプリはここ→Coffeegrindsize
超静音設計

Sette 270Wiは、音がうるさいことがデメリットの定番として有名。自分は、最初からそういう音なんだと思っていたので、気にならなかった。
しかしそれは、E37SDを稼働させるまでだった。
E37SDは、本当に静か。メーカーが訴求ポイントとして謳うことに納得できた。
付属品
E37SDは、シングルドース専用グラインダーということで、3種の神器がついてきた。
- WDTカップ、
- RDTスプレー、
- ポートフィルター用のファンネル(Funnel)がついてくる。
静電気を抑え、粉が均一にバスケットの中で分散させるための道具一式だが、なにか得たいのしれない黒いカップも付いてきた。おそらく、RDTスプレーをする時に豆を入れるコンテナー。ビデオでは、丸い穴がついた黒いカップに当たるのがそれ。実際について来たのは、ビデオのそれの半分の高さしかないものだったが、20gそこそこの豆にはちょうどいい。
それから、掃除用のブラシも付いて来る。これは、毎回挽くたびに粉の排出口に残った粉を掃き落とすためのブラシ。
エスプレッソは、香りを楽しむものだと思っている。だから、フラットのE37SDをメインとして使うことにし、より香りを楽しむべき豆のといはコニカルのSetteを使おうという作戦でいる。
でも、エスプレッソマシンも、かなりマニアなマシンに新調したので、自分の核となるショットを決めまでに、少々時間かかりそうな気もしている。。。
ともかく、とっても満足しているグラインダー。
豆をむやみに挽きたくしょうがない。
また明日が楽しみだ!