この数年でサードウェーブコーヒーが来ていましたが典型的にチェーン展開に成功したブランドとしてブルーボトルコーヒーがあります。

 

サードウェーブが始まった頃には珈琲から少し離れていたこともありあまり詳しく知らないが「高品質豆」「浅めのロースト」というあたりが特徴となると捉えてます。

 

浅いローストは「コーヒーも農産物」「コーヒーはフルーツだ」という味覚コンセプトを強調する上で必然的に伴うローストポリシーとも言えます。

 

その影響を受けてか、セカンドウェーブの代表格となるスターバックスでもハイロースト~シティローストくらいのロースト度合いのブレンドコーヒーを提供するケースも増えていたように思います。

 

また、東京ロースト(中目黒)の拠点を得たこともありローストの鮮度クオリティも上がりつつある。

そして、あのロースト香が結構被ったローストやオーバーローストと揶揄されるロースト度合いとの遭遇が減っている気が少ししています。

 

最近はドリップしてないのでスターバックスなどで調達したコーヒーを飲んでます。

本日のアイスコーヒーはケニア。Venti(ベンティ)サイズ。

 

 

ロースト度合いはフレンチくらいでオーバーロースト感はなくすっきりとしているものの、ケニアならではのコクのある味でアイスコーヒーとしては良くまとまっていて且つ飲みやすさがある。(今日は当たりですね、たまにロースト香強すぎて沢山飲めない時があります)

 

ケニアの優良豆にティピカルな「ライチ」のような酸の雰囲気はあまり感じられないものの、フレンチまでしっかり焙煎していても味がすっぽ抜けず、それなりに良質な酸が下支えしていることを感じる。マウスフィールもスムースで、少し舌に粘性も感じることができる。

 

この10年でロースト度合いの調整や、ロースタリー東京登場などで鮮度感も改善されたカップに出会うことも増えてきた感。