皆様へ

 

暑い毎日、お元気でお過ごしですか。(雨、雨ですねー)

 

先週は、ついに本番、チームだっこの七夕コンサート。

 

パーカッションのじょー先生(杉本亮平殿)、手話歌の山口まち子さんの飛び入り出演も加わって、
演奏陣営は、過去、ホールコンサートを含むさまざまなコンサートを支えてくれた大大大好きなミュージシャンたち。

 

満員御礼での暑くて熱い!開催となりました。

 

 

 

 

会場のカフェギャラリー南風大宮店は、大宮氷川神社の社務所そばにあります。

 

 

まわりが住宅街のため、すぐそばまでいらしてから
迷われてしまった方も!

これがまた、まさかの酷暑日。

改めて、ご来場の皆様、ご支援くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

周りの木に、隣のトトロがいそうな外観、、、、💓

 

お店自慢の沖縄料理。これは沖縄塩焼きそば💓💓💓💓💓

 


会場は、むぎゅーんと満員御礼。
今回は、ピアノのおーちゃん、ギターの奥野殿のソロコーナーもあり。出演者ながら

うっとり聴き入ってしまう(聴き入ってしまって次の曲に行けなかったり、、、)
お二人のソロ、
じょー先生のパーカッション、
まち子さんの手話歌、、、

サポート陣営のこともほんとにほんとに見てほしい!!と、出演者である私自身も楽しみにしていたコンサートでした。

会場入口の段差には段差がありますが、スロープを持ってきてくださったお客さまのご協力と
ボランティアさんらの力で越えて車椅子ユーザーのお客様も無事に入場。
関東各地からたくさんの方々が来てくださいました。

 

 

山口まち子さんの手話歌「ありがとう」。
伸びやかで、美しく、ラップの表現は熱く激しく!!!

時に天女の舞のように、時にはロックスターのように

歌の部分と、ラップ部分の幅のある手話表現に

お客様からも絶賛の声をたくさんいただきました。

「ありがとう」のまち子さんの手話歌は、まち子さんのYouTubeにも上がっています。

 

 

 

しゃべって歌って80分!

セットリスト

前半ステージ

1 名前で呼んで

2 オー・シャンゼリゼ

3 たまねぎとれたよ(新曲)

4 ゲストコーナー 奥野裕介ギターソロステージ 

5 STAR TOUR

 

後半ステージ

6 あいのこくはく

7 ありがとう(手話歌 山口まち子)

8 ゲストコーナー 大関麻子ピアノソロステージ

9 たなばたさま

10 夏の葉

アンコール 本当のうた
出演者 うたとおはなし 朝霧裕 ギター 奥野裕介 ピアノ 大関麻子 
パーカッション 杉本亮平
手話歌(「ありがとう」の手話歌)山口まち子

 

 

返す返すも暑い日で、、、。そんな日でも来てくださった方々に、感謝を込めて歌わせていただきました。

 

私はやりたいことをやっているだけなのに、それを我が事のように応援してくださる方々がいること。
そして、日頃から、地域の方々の拠点として、地域食堂や、音楽や手話のサークルを長く続けていらっしゃった、南風だからこそ、お店の応援として遊びに来たよ、という地元の方々も今回たくさんいらっしゃり、ありがたいなあーという思いばかりです。

今回、玄関の段差やトイレなどは、(私も含めて)車いすユーザーにはバリアが大きかったことがあり、
準備の過程では、このまま開催をしていいのか、いったん中止の方がいいんだろうか、と、悩んだ瞬間もありました。

ですが、車いすのお客さまから

 

「段差があっても、どなたか助けてくださる手があるのなら、外出を、諦めたくないです。
私もライブに行きたいです。」

と言っていただき、私も大好きな方々だったので、段差部分の車いすの持ち上げを助けてくださる会場ボランティアさんも
お店の方々のご協力も得て集め、無事の開催ができました。


日頃車椅子で生活をしていて、設備のバリアフリーの完璧さを求めると、出かけられる場所が、極めて限られてしまいますが、
「スロープはないけど、行ってみたい」という場合には、事前に人を集めて、みんなで越える、ということも
バリアフリーを「作っていく」一つの道なんだよな、、、と、昔まだ、駅にもエレベーターが何にもない頃の、初心を
思い出すことができました。

段差などは段数や傾斜にもよりますし、どうしても行けない場所も確かにありますが、
「車いすだから行けない」「車いすだから諦める」の一択ではなくて

「どうしたら行けるかを、周りに人と一緒に考える」というキャパシティーも自分のためにも必ず持っていたい、と
改めて思いました。

これからも、障害の有無や世代に関わらず、『誰かにとっての外出のきっかけ』「人と人の出会いの一機会」になるようなライブを
できる形で続けてゆきます。

 

芸能事務所に所属のない私の音楽活動は、ライブに来てくださる個人の方、映像で見るよー!と離れていても応援くださる方や、
個人のお一人お一人の応援のみで成り立っています。


 

 

 

これまでにも支えてくださったミュージシャンの仲間たち、
また、「きかせてよきみのことコンサート」などで、コロナ禍をきっかけに出会った新しい仲間たち。
七夕コンサートで初対面!の方もいらっしゃいましたし、

これからも、多様な仲間の中で、私たちを見た誰かが

「私も、本当は、やってみたいことがあったんだ。」と
誰かに話せたり、自分を鼓舞するための足場になるような表現活動を
自分のためにも、見てくださる誰かのためにも、続けたい。

 

暑くて最高の、2024年七夕を共有してくださった皆様、本当にありがとうございました!!
また、会場を提供いただきました、カフェギャラリー南風 大宮店オーナー山田ちづ子さん、
店員さん、当日ボランティアの皆さん、本当にありがとうございました。

 

実は来年、2025年秋で、ギターの奥野裕介殿、

写真詩集「LIVE!ー生きるほうへー」を一緒に作った、写真の三好祐司殿と

出会って20周年になります。

(いやー、生きたもんですね、みんな。)

なので、気が早い話ですが、来年秋は、どこかで(さいたま市内のカフェとかで)
何かを企画して、歌えたらいいなと思っています。

 

それでは、これにて、2024年7月7日 チームだっこの七夕コンサート完了!
「たなばたさま」の歌と一緒に思い描いた皆様の願いが、
叶いますように、叶いますようにと願います。

 

追伸:9月29日は、奥野殿と2人で、(「暑いぜ熊谷」で有名な!)埼玉県熊谷市に歌いに行くよー!

 

朝霧 裕