はい。だっこです。
みなさんこんにちは。
わたしはいま、
aiko「Love Like Rock vol.9~別枠ちゃん~」



を聴きながら書いております(・v・)
無観客ライブ決行、もう、痺れます。

わたしは、aikoさんの「live」を見せていただいたのはなんとこれが初めて!
テレビで1曲歌うお姿は見ていたけど。

もうね、これって、
「究極のバリアフリー」じゃんか。
オンラインで自宅から超一流のエンタテイメントに
アクセスできること。

ライブって、夜が多い。
私も夜にやることもあるけどさ。でも、
電車の「どラッシュ」、車いすごとスクラップになりそうな満員電車のあれと、
帰りの足が被る、、、。

まだ、わたしは、長時間(24時間)介助が認められているからいいけども、
トイレは一人でできるとか
杖でなんとか歩けるとかだと
長時間介助が認められていない人も多いでしょ?
そしたら
「あの、ラッシュの電車に乗れるのか?」
家から駅に行くまでだって
タクシーかバス
家の玄関から出るにも、段差、、、、。
そんな中で

片手杖、両手杖の人が、安全に、
「行って、帰る」ができるのか。

手動の車いすをまだこげるから
介助は要らないですねと、一人で動いている方が
安全に、行って、帰る、ができるのか、

車いすや杖だから出るのが危ないっていうのは差別だし
ガンガン出かけてる人ももちろんいるから

一定数は、いるとは思うけど

相当の強いメンタルが必要で

「正直、夜にライブに行きたいなって思っても、
わたしは介助さんもいないし、
ラッシュの電車に乗っていくかと思うと、あきらめちゃうよね」
という人も、杖や車いすの人、
途方もない数、いると思うんだよね。
(日本の、障害をもつ人の数は、936万6千人。
もし10分の1でも93万6千人くらい???)

・・・ ・・・ってなんでこれを書いているかと言うと
「わたしも、初めて見られた!めちゃくちゃありがたい!うれしい!」
という声が
身近な、車いすや杖の仲間に続出したから。

「夜に電車やバスやタクシーを使って出かけられなければ見られないライブ」
って
少なくとも生活の一部に介助を要する障害を持つ人や
普段から風邪とか(コロナでなくっても)弾きやすい当事者には
相っっっ当ハードルが高い。

だからね
もちろん、1日も早くコロナは収束してほしいし
それはもう、日夜祈る思いであることに変わりはないのだけれど

「常時でも
オンラインでいろんなものが見られる選択肢が増えてほしいな」
という思いは
コロナ収束への願いとは、
別に、凄くある。

学校の授業
音楽ライブ

あ、映画やドラマの配信は今当たり前だよね(・v・)

「会場へ、行かないと見られないこと」
それ自体が、ハンデとなって、あきらめてきた人にとっては

「音楽ライブがオンライン配信ってすごいよね!
うちらでも、初めて、リアルタイムでライブが見られた!!」

いろんな取り組みに対して喜びの声が続出してる。

今までは、
「身体的に体が動けて、その場所へ行かなければ、そのエンターテイメントや
学びの機会や仕事の機会に、アクセスできなかった人」が
これからは、
「自宅からでもアクセスできる」
が当たり前の時代になるといいな。

非常時だからの特別のやりかたなんだから
それを喜ぶなんて不謹慎だろっていう意見が来るのが怖くて
何日も書けなかったんだけど

歴史的にはじめてのなにかがきたときに
「なんだ、このやりかたがあったじゃん」
っていう
生活、仕事、経済、芸術、すべての分野で
「今世の中がこうだから
できるやりかたはこれだ!!」
という 新しい道が拓けてくる。



そこに立ち合ってオンラインリアルタイムで見ているんだなという気がして。
そこだけは 希望に思う。

一般的な仕事で言ったらさ 今を機に
全国でテレビ会議が一般化して
「いやー、満員電車が当たり前だった昔は大変でしたねー」
ってなるとか、ね。

正直、万が一にも、コロナウイルスに感染してしまうことがあったら
8割の人は軽症と言われていても
先天的に障害をもつわたし
同じように難病をもつ仲間も
助かるほうには入らない と思ってる。
ものすごく怖いし(でももうこれは障害のあるなし関係ないよね)
難病を持つ当事者の仲間内では
「万が一に備えて、遺書だけは書いといたほうがいいよね」
という会話が、マジに、出てたりもする。
そのくらい、ナーバスになっている毎日で

ひと時でも、心がほっとするような瞬間を、作り出せるすべての芸術家や歌い手のかたを心から尊敬しています。

できることをやって

ここを越えて

また会えるようにわたしも粘り強くはりきります。