みなさまこんにちは。
お元気でおすごしでいらっしゃいますか。
２月末日、４０歳。
ダブルハタチになりまして（・ｖ・）
感慨深く、着物を着て、ファンクラブのみなさんと過ごしました。
こんな人生になるなんて
ホント、小さい頃から見た
夢が叶う人生をゆくなんて 夢を見ているようです、今も。
ほんとうに、ファンの皆様の、おかげだよ。
１歳です（２歳かな？）
今まで歌を歌ってこられる意味で、人生の転機になった
ギター弾き語りのアーティスト、奥野裕介殿
写真家の三好祐司殿と会えた２６歳です。
１０年前。３０歳です。
まだまだ、介助とは、「着替え、トイレ、ごはん、お風呂、寝る。」という時代で
「ライブに出るための介助保証」
「友人とご飯を食べに行くための介助保証」
など、人としての余暇や仕事にかかる介助は
「わがまま」「贅沢」として
認められず、
わたしのように、「生活保護を受給しながら、表現活動で働く」という生活のしかたのモデルも、
前例が少なく、周囲の偏見が非常に強く
生きるのが自分にとってはとても辛かった時代です。
この頃は、まだまだ、福祉の現場にも、
「身体的にも経済的にも、少しでも健常者に近づくこと」を良しとする考えの介助さんや医療者が多く
生きづらさが大きくて
精神科のお医者さんに通って
うつ病の薬を飲みながら、歌の活動をしていました。
でも、この時期の経験があったから、
「自分にとって本当に大切なものや本当に大切な人だけを大切にしよう」という
生きるための底力を得ることがでできました。
これは４０歳の誕生日の日の写真です。
ファンクラブの仲間や、日頃からライブを支えてくれる友人たちで集まりました。
１０年前のわたしに
この写真を見せたとしても
当時は心身共に追い詰められていて
余裕がなかったから
「大丈夫。１０年後、あなたは一番大切な友達といっしょに笑ってるよ？」
と言っても、信じないだろうと思います。
よく生きた、わたし。
えらい。
心からそう思います。
わたしの歌の活動は
家を出てから
たった一人からはじめた個人活動です。
歌を通じて、たくさんの仲間に出会い、
数えきれないほどの場所で歌わせていただき
自分でも企画したりと
表現を仕事であり生きがいとして生きてきました。
きのうは、お昼に、ちいさいまつり IN 沖縄コンサートのぷち打ち上げ会
そのあとは、わたしと同じように、車いすでシンガーソングライターとして
歌の活動をしている、小澤綾子ちゃんの企画コンサートのリハーサルでした。
これは ちいさいまつり IN 沖縄の様子。
まさか歌の活動で沖縄県まで行けるなんて
１歳のわたしを育てていた当時の両親は信じたでしょうか。
ぷち打ち上げでは、
魔法使いのひみつの道具のような
美しいペンと
お花の絵のあるすてきなノートと
ピンク色のハリネズミちゃんのぬいぐるみをいただいて
とても感動しました❤
ハリネズミちゃんと考えながら
このノートにまたいっぱい詩を書いてゆきます（・ｖ・）❤
わたしのこのブログや本や音楽活動は
すべてが
「こんな人に世の中にいてほしいけどまだいない。
だからわたしが
わたしの見たいわたしになろう。」
という思いからやってきたものです。
だから
自分以外の誰かにとって
何か良い影響を与えられるものであるのかどうか
それは見てくださるかたの心の中のみぞ知るところです。
たった一回だけ生きて
たった一回だけ死ぬよりほかにはできないし
社会的意義があるのかどうか
なんていうことも
本当にはわかりません。
一代記。
死んだあとのことはわからないしね。
でも だからこそ
自分の命という有限の資源を何に使いたいのか？
大切に 楽しんで 生きていきたいと思います。
「大切にする」
ということは
障害や病におびえながら生きることではありません。
死ぬときになって
あれもやりたかった
これもやっておけばよかった
と
そういうことが ひとつもない人なんていないかもしれないけれど
健康や
動ける体や
機を逸してから悔いを少しでも残さないように
今やりたいことを
今やることです。
そうすれば、
やったことも
やらなかったことも
自分の取捨選択した毎日を
人のせいにしない人生になるから。
恨み苦しみの中ではなくて
自分なりの生きる喜び、充実感の中に生きて死んでゆくことができるから。
そういうわけで
これからも
この１年を 大切に使いながら 過ごします。
この写真は、夕べ。小澤綾子ちゃんのコンサートリハーサル。
3月10日日曜日、全電通労働会館にて、綾ちゃんといっしょに歌いますので
どうぞみなさま 遊びにきてね（・ｖ・）／
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詳細こちら↓
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