皆様へ★

 

このブログを御見守りいただきました皆様、

だっこファンクラブ陽の下会の皆様

コンサート遠征に際して、

現行の介助制度の中でどう行くか?とお知恵をお貸しくださった障害当事者の諸先輩のみなさま

 

ちいさいまつりIN沖縄 南城市知念体育館へ

行ってきました。

 

たーーーーだーーーーいーーーまーーーーー!!!!!!

 

 

今回は20年ぶりに飛行機に乗るとあって、主催様がご依頼くださった看護師さんを含めた、

介助や移動等のサポートチーム&ミュージシャンチーム 現地の音響や照明さんなどなど

チームだっこ歴始まって以来の大所帯↑!!

 

主催の皆様に於かれましては、本当にお世話になり、どうもありがとうございました!

 

空港では電動車いすをぐるぐるとシートで巻いて

(コントローラー部分は折れ防止でぷちぷちによくつつみ)

貨物の便へと積んでいただき、、、、。

 

席はおとな用チャイルドシート的安全ベルトを着用します(-v-)v❤

でもこれは腹筋の補助というより、わたしがこわがりだったためで

発着時は一応使いましたが、腹筋は、わたしの場合は、

案ずるより産むがやすしで、まだ大丈夫でした。

振動や重力で体が前へくの字になりそうな心配のあるかたは、こちらで安定をはかれます(・v・)

 

 

きゃっほーう!!!!!!\(>▽<)/地球は青かった!

 

 

11日は曇りとなってしまいましたが、10日は快晴に恵まれ

沖縄の街へもちょっと出て、お昼ごはんを食べたりと堪能(>v<)

 

準備もろもろの一切を乗り越えて

本番は、木村弓さん(うたとライアー)

中川俊郎さん(サポートピアノ)

奥野裕介殿(サポートギターとうた)

だっこさん(うたとおはなし)

辻友紀子さん(パステル画」のコラボレーション渾身のステージ!!!!!

 

 

やわらかな、けれども絵が中からひかりかがやくような

ゆきさんの絵と、天女さまのような弓さんの歌声、ライアーの波動の響き。

 

そして奥野殿の「明日、晴れたら」の、

場にもとてもあっていた歌声とゆきさんの虹の絵。

 

詩曲 声 絵画のコラボを 沖縄でも公演することができ

夢を叶えさせていただき、歌いながら、何度も、

「ああ、歌を止めなくてよかった。」

と、これまでの生きてきた、生活を含めての、歩みを振り返りました。

 

 

弓さまのうた、中川先生さまのピアノは

1曲ごと すべてすべてが

「魂の浄化」という だっこの日記の筆力ではとてもとても伝えられない、

祈りと癒しのすてきな時間。

 

わたくしだっこは、恐れを多くも、中川先生に

「中川先生、ピアノの雰囲気を

超元気

らぶゆ爆発

体ノリノリの超ロックでお願いします!!d(-▽ー)b」

とお願いをしたりして、、、、、。

 

わたしを見て

 

第一印象は

 

もしかしたら 背がちっこいし 手足が細いし

「なんか難病っていうしかわいそう」って思う人も、お客様の中にはゼロではないかもしれない。

 

けれど

 

今日 ここに きたぞ(・v・)

 

という事実は

 

これからも たましいのまま 自由を愛し

『人間』として 生きていくぞ

という誓い。

 

それを 歌にのせて

 

みなさまと エネルギーの交換が
 

できるといいなと思って 歌わせていただきました。

 

本当に、うれしかった。

 

トークコーナーは、優花さんと、スピリチュアル(?)コラボレーショントーク

 

優花さん「だっこさんはスピリチュアルってどんなイメージがありますか?」

だっこさん「あやしい。騙す。壺を売られる。壺。壺。壺。」

というところからはじまって(スミマセン、、、、、)

 

 

「でもね

わたくしだっこさんは 養護学校(特別支援学校)のときに

同じような障害をもつ仲間が幾人も早くに(多くは10代のうちに)亡くなって

 

ライブをやるときに

 

いつも必ず

 

目に見える 生きている友達にも歌うし

目に見えないけど 必ずや 見守ってくれているはずの

 

亡くなった自分のおじいちゃんおばあちゃんとか 

先に亡くなったたくさんの友達に歌う。

 

生きている友達と死んでいる友達

どっちにも、歌う。

 

それで

 

わたしたちもいつか死ぬし

 

だから 死んでからとか 病気になって余命何年とか 

そういう不測の事態になってから

やっとはじめて人を大事にするんじゃなくて

 

生きている今

 

生きているうちに

 

神様仏様とおんなじように

 

自分自身や

大事にしたい人を大事にする、

 

この意識は持っていたいなあと思う。」

 

という 自分の芯のところを 話せて うれしかったです。

 

(わたしの守り神は、

わたしより先に亡くなったすべての友達だと思ってる。)

 

優花さんは

 

特定の宗教観や政治観、民族的背景などを

「壁」とか「人と人とがそれで仲たがい、敵対する要素」ではなく

 

違いを「排除」ではなく

 

受け入れ合って

楽しんで

 

生きていこうよ

 

ということを

 

口だけじゃくて

 

本当に 自分自身がまずやろうとしながら生きている人なんだよね。

 

お話しをして、すごく気持ちがよかったし、スピリチュアルっていう言葉を出すだけで

毛嫌いする人もきっと多い分野の中で、

 

たとえば、介助で言ったら

「医療的・介助的な他者からの管理」ではない

 

「障害をもつわたし自身が、どうしたいのか?

この朝霧裕さんという人は、どういう生き方、ありかたをしたい人間なのか?」

 

<精神性>の部分を、もし他者のサポートにまわったとしても、

じぃっと 静かに 見られる人。

 

新しい時代に、

「障害支援」とか「高齢者支援」とか、そういったジャンル分けとは違う視点で

 

人と人とを軽やかにつなげてゆく、すてきな人だと感じました。

 

わたしはほんとに歌しかできないから、なにからなにまでお世話になっただけでしたが、

 

家に帰ってきてから いろんな友達に

「だっこさん、沖縄で大革命を起こしましたね!

だっこさんが行って来た意味は大きいよ?」と言葉をかけてもらいました。

 

本人としては、けっしてそんなことないとおもうけど

今回、歌の仕事として、介助者と一緒に、行く前例ができるように

介護事業所や行政とも何度も何度も話し合いをしたり、

 

「介助さんに疲労や怪我の可能性が高い場合には、

2人体制の介助を認めてください!」

と行政交渉をしたり、

 

「今回、介助が親とか、

 

ボランティアさんを募って

『たまたま、見つかれば行けるけど、

見つからなきゃあ、はいそれまでで、もう行けない。』とか

行動決定の選択肢が、支援者の側にあるのでも

 

『だれでもいいから、いればいい』でもなくて

(「だれでもいい」ってすごく人に失礼よね。)

 

日夜、介助に慣れた わたしの右腕の2人と

 

行政に、公的に、正式に認められて、

 

介助ヘルパースタッフを連れて、行けるか、行けないか。

 

これは、わたしの

今後のすべての講演やコンサートにかかわる、

人権の問題だ」

介助者の必要性への 周囲の理解を得るためには

今回、わたくし ほんとうにがんばったと思っています。

 

そして これまでの人生全部を賭ける思いで話し合いを重ねた結果

 

外出・外泊などの移動時、講演やコンサートでの就労時、

柔軟な二人介助を認める行政の決定

 

(さいたま市や区のみなさまからも、

 

「二人介助の決定について、今回は、

だっこさんが日頃から使っている

【重度訪問介護制度】と

さいたま市の独自制度、

【ガイドヘルプ制度】を使いましたが、

 

階段の多い場所や、遠方の講演など、

今後も、速やかにご相談ください。

 

あなたの講演やコンサートの活動は、

長い年月、積み重ねた実績もあり、

 

障害をもつかたの社会参加や芸術活動への啓もうとして

さいたま市としても応援しています」と 

心強いお言葉をいただきました。感謝!!!!!!(;v;))

 

介護事業所 行政 そして それでも補えない

リフトタクシーでの移動や、介助さんをふくめての宿泊費用などの部分は、

主催の皆さまの助けによって

 

関わった全員が 

わたしの生活には介助者が必要なことを、

理解をし、味方についてくださり

 

出演をすることができました。

 

一人暮らしの18年間の中には、昔は、

 

「ライブに行きたい、出たいなんて、

そんな遊びの外出は、

『日用品の買い物とか、最低限の介助』とは違うんだから、

あんまりわがまま言わないでくださいね?!」

 

と介護事業所や、現場の介助さんから

言われるような時代が、当たり前にありました。

 

介助さんは、クッタクタに疲れる

わたしは介助さんに極限まで気を遣う

そんな最悪の外出も経験がありすが、

 

今、時代も、変わってきたのだと実感。

 

介助者も、わたしも、両者が

「ああ、疲れちゃった、もういやだ!!」ではなく

「楽しかった、また行きたいね」

と 仕事の中でも 言い合えて終われたことが

今回の一番の<ギフト>になりました。

 

岩戸をあけられてよかった❤

 

これからも、全国、全世界、呼ばれたらどこでも歌います(・v・)

 

そして この みなで開けた岩戸が

 

「だっこちゃんだからできる特別なこと」に成り下がってしまっては

とてもじゃないけど、満足ができないと思っています。

 

車いすユーザーだって

トイレや着替えや寝返りに介助が必要だって

人工呼吸器をつけていたって

飛行機にのれる、 旅に出られる、

友に会いに行ける。

仕事ができる。

 

「だれかだけ」じゃなく。

全国、どこの市町村でも

「だれでもが」できなければ おかしいよ。

 

ねえ?(・v・)

 

看護師のみさよさん(from (社)日本バディケア協会)

スロープ付き介護タクシーのさわこさん。

(from 沖縄県福祉介護タクシー事業共同組合員 介護のタクシー❤アイタクシー)

 

大好き歌手のツダユキコちゃんにも会えたり!

 

 

 

 

ちいさいまつり協賛企業 
株式会社 Foodbridge代表取締役社長 モクさん

 

 

介助チームの最高のサポートのもとに行けました。

 

 

なんと北海道からこの日のために沖縄にきたというお二人にも出会えたり!

 

チームだっこたち(大所帯ver)のミニうちあげも。絆が深まりまして

だっこ自主企画コンサートも 

ゆめコン最終回のあと しばらくは疲れて

もうやらないと言ってましたが

良い詩が 重ねて 書けて

弓さんとの、詩とうたのコラボがたくさん溜まったら

また なにか企みます(・v・)必ずや。

 

木村弓さま、中川先生さま、

奥野殿、ゆきちゃん、

主催さま、お越しくださったお客様

そして

お支えくださった、すべてのみなさま、

本当にありがとうございました!!!!!!

 

また、どこかのライブで、お会いいたしましょう。

 

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「バリアフリーのその先へー車いすの3.11」(朝霧 裕著/岩波書店)

<自分を生きたい>すべての人に届きますように!