皆様こんにちは!

お元気でいらっしゃいますか。

 

わたくしは、全霊全出しのゆめコンが終わり、

翌日に大きな予定のない、「ふつうの一日」の幸せを久しぶりに味わっています。

「ああ!幸せーーーー!!!」
って 介助さんの前で何度も声に出してしまうほど、
家にいて、ごはんとお味噌汁と納豆とか目玉焼きとか食べて
介助さんにお願いをして掃除したり

TV見たり本見たりライブのことを考えない瞬間があることが
こんっっっなに幸せって感じたことって人生で初かも。

 

「ふつうの日」って、こんっっっなに幸せなんだなあ。」

と 満喫しています。

 

ところで

先日の、ライターみわよしこさん(「生活保護リアル」(日本評論社)著者)
【車いすの歌姫が生活保護に支えられて掴んだ「自立」とは】(ダイアモンド・オンライン)の記事が

https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20180914-00179749-diamond-column

今日見たら600シェアを越えていました。

 

ゆめコンが今回で最終回になるのは
主催スタッフの年齢や家族の状況の変化など、だれかひとりの何か ということではありませんが

私自身の障害の進行も、(2003年に比べればという意味ですが)大変に大きく

主催運営者と、当日に歌う人の二束のわらじは
もう、身体的に無理だな という自分の判断があったからです。

 

もちろん、まわりの支えあってこそですが

私自身も

クラウドファンディングは今年約800人にメールを書いた

集客も少なくとも230名~250名わたしが呼んだ

やればできることが解っているし

 

「今日の今」時点の、

「どこまではできて
どこからはできない」

ということも 今の時点での 自分の力量は やってみての経験値で

過小評価も、大きく見せることもなく、分かったし、


(これ、「やりきった」というところからしか言えなくて。
「体得してゆくもの」としか言えなくて。
でもやってみると、めちゃくちゃ気持ちがいいです。この

「やってみて、わかる」
という感覚は。)

 

その上で

「一番に本当にやりたいこと」以外を、

削いでいこう

と思いました。

 

予約管理とか、クラウドファンディングのメールを書くとか

ブログを書くとか
身体的に疲れると
日によっては

介護ベッドに寝た姿勢でケータイからやっていました。
 

コンサート当日、

会いたかった人

このコンサートになんとしてもと、遠方から駆け付けてくださった方、

たくさんのたくさんの人がいて 笑顔が見れて

もうホントそれだけでいいのに
(だってその瞬間のためだけに準備期間はあるんですから)

 

「だっこさんは、もう、1000人、2000人の前に出る人だね。」とか

「日本だけじゃなく、世界に出る人だね。」

とか これ以上ない誉め言葉を複数のかたへいただいて

 

今までずっと(それこそ約10年も!)あきらめたふりをしていた夢を思い出して

「思い出して、突然に目が覚めた」

みたいな感覚になったり

(その夢というか、目標は、歌で海外へ行くこと。)

 

ほんとね

<純度>が大事、っていうじゃん?いろいろな、すごくいいイベントを作る人が一様に。

 

そうなってよかったし

 

純度高く


中途半端にどっちもできるからと

二番 三番 四番を選んでいる身体的な余力がもうないので

 

一番にやりたいことだけをやっていく。

 

身体的なことを考えても

あとできるのはこれだなと 改めて 思いました。

 

ゆめコンのクラウドファンディングを「ピン!!!ときて、即決で支援しました!」と

応援くださった優花さんも、記事をリブログしてくださいました。


 

優花さんは、<ちいさいまつり>という継続開催していらっしゃるうたやお話しのイベントの主催者。

自然とつながり、人とゆるやかにつながり、こころや、自分の感覚をふさがず、大切に生きていこう、と

全国で<血縁を越えた絆で生きる>などもテーマに、お話し会やフェス形式のイベントを行っています。

 

私から見たら、奈良へ行ったり、北海道へ行ったり、今は、沖縄県での主催開催に取り組んでいらっしゃったりと

全国さまざまな場所へ風のように動き、ブログを見ているだけだとね

「魔法のようにいろいろなイベントを作るすごい人」。

わたしもイベントでお世話になるかもしれなくて、実際にお会いするまでは

漠然としたイメージであやふやに見ているだけの

「イベントとか、いろんな街でどんどんやってる、スーパーアクティブな、スゴイ人」。

そういうふうにしか見えなかった。

 

だけど、優花さんも300席に142人のお客さま、という回があったと!(・v・)

共演のかた(さとうみつろうさん)がほとんどのお客様を呼んでくださったともあり

「それだって、そのかたのご縁を掴み取ったことが、すごいじゃん!」

と思うけど、

 

だれだって、やってみて、体感、
やってみて、体得。

 

積み重ねていくんだよね。

 

それに、わたしのエピソードも、ブログに書いて出したら、
あらためて、

「いやいやだっこさん、運営的にはお金のことは、その年はそりゃ大変だったろうけど、

だっこさんがやってきたちいさいライブ、たとえばお客様が20名くらいのカフェライブだったたねの木、
着席満席が50名くらいの下北沢Seed Ship

130人がもしそこに同日同時間にくると想像してみ?

お客様が少ないから企画者として失敗だわっていう、数じゃあないよ。

だってコンサートプロモーターも宣伝事業者いない、

個人がやってるんだよ?!」

と 介助さんとか

わたしのこれまでの重ねた日々を知っている仲間に次々言ってもらえたり・・・ ・・・。

 

うん。

 

あらためて。

 

今にして思えば そうなんだよね。

 

300席に300名満席御礼じゃなかった年も

 

100名以上の個人の人が

 

人によっては仕事の年休取って。

お子さんをだれかに預けるように人を探して。

介助ヘルパーさんの時間を交渉して調整して。

何日も何週間も前から

このコンサートを一番に 最優先にしてカレンダーにマルして。

交通費かけて

時間かけて

身を運んで

駅間歩いてとか

車いすで電車乗ってとか

人によっちゃヒコーキ乗って

きてくれたんだよね。

その書いた主催運営は大変だった7回目

思い出せば一番遠くからきたお客さんは九州だった。

あの そのときから 九州だったんだよね。

 

今はコンサートの初期から中盤までとは時代が違う。

 

コンサート開催だけが手段じゃないよね、

youtubeだってインスタだって

facebookだって、、、、って ありすぎるくらいなんでもある

ケータイ目の前に置いて

「今歌います 今配信します」

って 世界に配信できるんだもん。

この手段も もっともっと使わなきゃ損だよね。

 

あらゆる手段で

ほんとうに共鳴してくれる人へ

わたしの歌や言葉がこれからも届き続けますように。

 

それから、ゆめコンを応援くださった方々
ともにした仲間の日常や表現活動が

それぞれに
種をまき 根を張り

いつか花を咲かせて

街の中に輝きますように。

 

みんなが元気でいてくださいますように。

 

さいたま市からほんとうに祈っています。

 

なんと10月7日も、奥野殿といっしょに、
上石神井で、ライブの予定です(^▽^)

詳細が決まったら、告知をします。

 

いつもありがとう。

 

朝霧 裕

 

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