鹿児島県から走って来てくださったライダーより、

いただいた “お土産”

 

この包み紙を受け取った瞬間に、もう中身が分かってしまうほど

鹿児島県民に愛されている “味” です。

 

“ 山形屋の金生(きんせい)饅頭 ”

 

 

 

鹿児島の老舗デパート山形屋(やまかたや)で、

1951年(昭和 26年)から販売されている。

饅頭の表面には山形屋の店標『丸岩』の焼印がついている。

 

  

 

因みに ... 

宮崎県の山形屋デパートでは、そのまま「まるいわ饅頭」と

呼んでいた記憶がある。 

 

 

山形屋の創業は、

1751年(宝歴 元年)に呉服屋から始まった。

日本の商業史においても古い歴史がある。

社是は、

祖先の教えでもある「信用第一」「顧客本位」「あくまでも堅実に」

 

 

今や、日本全国どこの県を旅しても ...

その県を代表とする玄関口(空港・港・駅・繫華街)周辺は

全国にあるチェーン店で溢れかえり、

その県独自の個性が全くなくなっていて ガッカリする。

 

 

「日本中、何処を旅しても 同じ店ばかりやん。

ドキドキしない、楽しくない、本当に つまらない」

 

- 旅人が多い この店では、よく聞く声 - 

実際には 20年ほど前から、私も そう思っていた。  

 

実際に 店を経営してみて 日々思うことは ...

“歴史を作り上げるのは とても大変なこと”

一見、簡単なようでも 

試行錯誤を続け、非常に苦しく困難なことだ。

せっかく続いているこの長い長い、

このような老舗の灯は 消してほしくはない !

 

これまでの300年近くの歴史、さまざまな予期せぬことが次々と起こり

そのたびに試行錯誤をして、苦しんで、

必死にアイデアを出して、乗り越えてこられたんだと思う。

 

 

アイデアを振り絞って、是非 !  

今の この時も 一丸となって

乗り越えてほしいと願う。