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再び岩手県に戻っている。太平洋沿岸を北上して日本海沿いに南下してきたが、天気が悪く、海沿いのきれいな景色が存分に望めているわけでもないので、岩手の内陸部を散策しようと思った次第。さて、どんな風景との出会いがあるかな。
|石川啄木の故郷へ
8月25日の朝は、岩手県雫石町の道の駅雫石あねっこで迎えた。
ここには何度も来ているのだが、温泉もあって、夜は静かで、また、夏は涼しい。お気に入りの場所。
朝から駅内をお散歩してから出発。
程なく到着した最初の目的地は、
岩手県出身の歌人、石川啄木のふるさとの渋民。市町村合併で、現在は盛岡市の一部になっているが、岩手山を望む風光明媚なところ。まずは石川啄木記念館へ。
館内は撮影禁止なので写真は無いが、わずか26年の、短く波乱万丈だった生涯に詠んだ歌多数・・・そんな啄木を知るのに参考になる資料がたくさん展示されていた。
敷地内に移築されていた古い建物。
一時啄木が代用教員を務めていた、旧渋民尋常高等小学校。
最近でこそ、ITC教育とか何とかで変わって来たけど、黒板があって教壇があって、それに向かって生徒たちが机に座っているスタイルって、100年以上も変わってないんだなぁ。
ふるさとの訛なつかし
停車場の人ごみの中に
そを聴きにゆく
初めて啄木に触れたのはこの歌だったか。当時小学生か中学生だったが、なぜか惹かれるものがあった。
とある夏休み、当時毎夏恒例だった家族旅行の行き先に、渋民をリクエストした。父親が、渋民・遠野・三陸・花巻の行程で旅行を組んでくれ、それがボクの初岩手。
ボクの岩手好きは、そこから始まったのだと思う。
記念館を出て、北上川のほとりへ。
やはらかに柳あをめる
北上の岸辺目に見ゆ
泣けとごとくに
数ある啄木の歌碑の中で、最初に建立されたものだそうだ。
そんなことよりも・・・
KAIにとっては、静かな公園のお散歩の方が楽しかったみたい。
|雨のアスピーテライン
渋民を後にして向かったのは、八幡平。絶景のアスピーテラインを走り、田沢湖に抜け、乳頭温泉でお風呂をと思って出かけたのだが・・・
午前中にアスピーテラインでヒルクライムのイベントがあったらしく、レストハウスは超満員。食事にありつけない。しかも・・・
雲行きが怪しい。
ポツポツ降ってきた。
しまいには・・・
大雨と霧で、とても絶景を望める状況ではない。
八幡平まで行ったところで、それ以上進むのをやめる。分岐する樹海ロードを通って下山することに。
道中に藤七や松川といった温泉もあったのだが、なんだか温泉の気分でもなくなり、視界不良と急坂で超徐行運転でふもとを目指す。
どうしてもトイレに行きたくなり、松川で沿道のお店にトイレを借りた。染色の工房のようだが、カフェも併設されているので、遅い昼食に。選べるほどのメニューは無かったので、ナポリタンを。
フツーのナポリタン。でも、ナポリタンって、フツーが一番おいしいって思うのはボクだけ?
由緒正しき喫茶店の味。
ついでに・・・
最近あまり出会わなくなった、すっきり味のコーヒー。これも由緒正しき喫茶店の味。図らずも満足なランチだった。
|盛岡へ
八幡平リベンジを決め、盛岡方面にクルマを進める。市内に入って雨も上がったので、高松の池でお散歩。
KAIもようやく外に出られて安心顔。
中心部のコインパーキングに駐車して、街に繰り出す。
いきなりヨーロッパに来ちゃったワケじゃなくて、岩手銀行赤レンガ館。1911年に建てられ、2012年まで実際に営業していた建物。現在は保存修理を受け、歴史的建造物として公開されている。
盛岡城跡である岩手公園に着くと・・・
24時間テレビに係るイベントが開催中。特設ステージも設けられ、
八神純子さんが「みずいろの雨」を歌ってた。
KAIにとってもボクにとっても、お散歩の方が良いので、
城跡の中を進んで行くと・・・
ここにも啄木の歌碑が。
不来方のお城の草に
寝ころびて
空に吸はれし十五の心
ふと気が付くと・・・
15歳の啄木を真似してお城の草に寝ころんでいる5歳の姿が。
|キャンピングカーごはん
この日のキャンピングカーごはん、
スーパーで売ってた味付けチキンを焼いて、サラダにみそ汁。サラダのトマトは岩手産。
さてさて、休みも残り1週間。いっぱい遊んじゃおっと。
続く
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