【レポ】平和希求ライブ<マチネ>Vol.25 | カフェ・コンセール・エルムのブログ

カフェ・コンセール・エルムのブログ

名古屋市千種区吹上にあるシャンソニエ『cafe concert ELM』のスタッフブログです。
ライブ情報だけでなく、シャンソン情報、イベント情報、はたまたスタッフの小話など色々更新していきます♪

エルム・スタッフのアヤネです★

 

先日、12月8日(火)に今年ラストの平和希求ライブ<マチネ>

がエルムで開催されました★

区切りよく第25回目!!

出演したのは…荻野和子さん音譜

 

 

そう、本来は6月に開催するはずだったのですが…

コから始まるあやつのせいで延期に延期となり…

でもでも、なんとか今年中に開催できてよかったーーー!!

 

荻野さんがね、始まる前に言っていたのです。

『微笑みとユーモアと、あきらめない気持ちを大切に歌います』って◎

今回のステージはまさにそれを強く感じて、

アヤネは色々なことを学ぶ機会となりました!

 

荻野さんはいつも朗らかで、まわりをほっこりさせる達人で、

でもめっちゃめちゃ色々なことを考えてるザ・気配りの人キラキラ

歌に対してもそうで、

この歌はこういうイメージで、次の歌はこうやって歌ってみようとか

アプローチの仕方を曲ごとに変えながら工夫して歌うから、

何曲聴いても、似たようなメロディーが続いても飽きないグッド!

それって、実はすごいこと◎

その工夫がわざとらしいとしらけちゃうけど、

荻野さんはめっちゃナチュラルにやっちゃうから、

ひとつのステージで、何人もの歌手が歌ったように思わせる

引き出しの多さは荻野さんだからこそ為せるワザですチョキにひひ

 

今回は平和希求ということで、まず初めに選んだのは

子供に語りかける「プチ・フランク」!

最初から最後まで優しい眼差しで、まさに“目は口程に物を言う”

ですねニコニコ

かーらーのー、今度は子供ではなく戦争を経験して年齢を重ねた

女性の気持ちを綴った「誇り高き人生の灯」!

未来を担う子供を思い、年配者の経験談につなげる選曲で

永遠なる<平和希求>のテーマを歌い上げます◎

荻野さんの声は温かく優しいのですが、大事な歌詞の部分では

とてもハッキリと強く発声するんです。だからこういうメッセージソング

を歌ったらドンズバアップ

「涙」なんか、もう第一声から透明感のある慈しみの歌声に

耳が吸い寄せられて、聴き進めるほどに胸打たれる感覚◎

そして胸が熱くなったところで、

「ヒロシマ」を歌いだす………これがまた、それまでの雰囲気と

ガラっと変わり、戦争の悲しみ・嘆きを包み隠さず吐き出して

訴えかける姿に、<平和希求ライブ>の意義を強く感じました!

前半最後は、

和子劇場へようこそパーとばかりに、演じ歌う「アコーディオン弾き」ビックリマーク

大げさな身振り手振りはあまりせずに、

声の強弱・間の取り方・視線・上半身の動きで

3分間のドラマをお届けし、大きな拍手が起こりましたキラキラ

 

後半は上品な紫色のドレスに早着替えアップ

この衣装、実は後ろがすごいんですよにひひガバっとあいちゃってますキスマーク

写真無くてざんねーんしょぼん

このドレスを着て、おもむろに椅子に座って静かに歌いだしたのは

「それぞれのテーブル」。

主人公になりきり、さみしそうな斜め顔がとても印象的グッド!

立って歌うのと座って歌うのでは目線もかわるし、

声もいつもより出にくいはずだけど、そこは練習の成果が出て

めっちゃナチュラルなカフェの一コマでした◎

「小雨降る径」は、人気曲でけっこう出だしをドスのきいた声で歌う

人が多いように感じていましたが、荻野さんはとてもしっとりと

本当にしとしと降る雨を見上げて歌っているようで、

こんな歌い方があるのだと新しい発見が出来てアヤネ嬉しすラブラブ!

 

荻野さんの「やさしさ」を聴きながら、アヤネはあることを思い出して

いました……

フランスでジャクリーヌ・ダノに会ったとき、日本人歌手の歌う

「やさしさ」を聴いてダノが私に言ったアドバイスがあります。

荻野さんの歌は、それに近いものだったと感じましたビックリマーク

どんな内容だったかは……直接お会いした時にでもドキドキ

幼少期に最愛の父を亡くされ、苦労しつつ過ごした日々を語り

「赤い風船」を歌う姿は、人生と歌を重ね合わせていてとても

胸にせまるものがありました!

そして最後は、2019年シャンソン・コンクールの受賞曲=

「愛しのジョジョ」ビックリマーク

さすがです!!そりゃ受賞するわ!!と心の中で拍手を贈るワタクシ。

ってか、当時よりもずっとパワーアップしてる!!

表現力、歌唱力の高さをあらためて感じるステージでしたニコニコ

 

そしてお決まりのアンコール音譜音譜音譜

一番自信のある一曲をもってくるのかと思ったら、

なんと最近覚えたばかりの歌アップ

ってか、これリクエストしたのアヤネなんだけどー★★★

クロード・ポヴィヨンとジャンピエール・メナジェの新作=

「懐かしの庭」キラキラ

荻野さんのねぇ~「母」の言い方が好きなのです。

歌を聞くってより、母への感謝の手紙の朗読って感じで、

すごく温かい気持ちになるのラブラブ!

 

思えば、1曲目は大人から子供へのメッセージソング。

アンコールは子供から母へのメッセージソング。

なんと説得力のあるプログラムアップアップアップ

たっくさんの拍手が起こり、大盛り上がりで幕を閉じました◎

 

ステージを終えてリラックス笑顔の荻野さんが可愛いラブラブ

 

実は今回のステージは、アヤネ的にも色々とありましたあせる

あーすれば良かったとか、これをしなければ良かったとか、

そんな反省がグルグルぐるぐるグルグル頭をめぐるのですが、、、

荻野さんの諦めない気持ち・前向きさに支えられて

まわりを大いに巻き込みながら心ほっかほかのステージと

なったことに、大感謝です!!

 

大迫力の大満足のステージ、

リラックスムードの癒しのステージ色々ありますが、

でも今回のステージは勇気をもらえるステージキラキラ

暗くなりがちな日々の中、たくさんのパワーをチャージできる

ステージキラキラ

そんなことを実現しちゃう荻野さんの人柄の魅力を

あらためて感じた一日でした◎

 

ご来場いただきました皆様、ありがとうございました★