初代王のサウルさん。イスラエルの王として良い感じでスタートし、預言者サムエルも大満足。

しかし、、、最初はそうだったんだけど、だんだんと自分本位の行動が目立ち、神さまのルールを無視するようになった。

サムエルに怒られても言い訳ばかりで、あやまっているわりには反省してない、同じことの繰り返し。。。

 

そんなわけで、サウルの次、、、二代目王が誕生する。それがダビデ。

そのことをサウルも民も知らない。

 

 

神さまに命じられてこの儀式を行う時、サムエルは次の王が誰かということをはっきりと教えてもらっていない。

ただエッサイ(ダビデパパ)の息子だということは教えられていた。

ダビデは八人兄弟の末っ子だった。

 

サムエルがエッサイの長男を見た時、「この人こそ王になる人だ」と思い込んだ。

そんな彼に神さまは言う

「身長や容姿で判断してはいけない。人は姿かたちを見るが神は心を見る」

 

サウルは非常に背が高くてかなりの美青年だった。かっこいい王に民は喜んでいた。

きっとエッサイの長男もわりとかっこいい人だったのでしょうね。

だから、サムエルはこういう感じの人が選ばれると思い込む。

だけど、神さまは見た目だけで判断するなと言った。

 

そこでサムエルは次男、三男に目をむける。

だけど、この人たちもちがった。

そこでもっと下の息子たちにも目を向ける

でも、みんな神さまの御心にはかなっていなかった。

 

困ったサムエルはエッサイに

「他に息子はいないのか」と問う

 

エッサイは言った

「一応、、あと一人、いることはいるんだけど、まだ子供で、羊を飼ってますが」

 

そこでサムエルは「その人を今すぐ連れてくるように!」と言った。

 

そして、サムエルの前に連れてこられた少年、、その名はダビデ

彼は「目がきれいな紅顔の美少年」だった

 

見た目はイケメンのダビデさん

しかし、エッサイはダビデを数に入れてなかった、、、その理由として「まだ子供だから」

子どもって言ってもまだ小学生ぐらいとかではないですよ。

立派に羊飼いと言うハードな仕事をしていますし。

けど、エッサイから見ると「子ども」何でしょうね。

末っ子だからね。

 

サウルが王に選ばれた年齢って20代後半とか30歳前後とか言われている。

この時、ダビデの上のお兄さんたちはそれぐらいだったでしょうね。

 

ダビデはまだ10代。

王としての貫禄はまだなかった

まだあどけないところがあったりして

「目がきれい」っていうのもどういう意味かな。

そのまま受け止めていいかもしれないけど、まだ純粋・・・っていうことなのかな?

と思ったりして。

ダビデってけっこう抜け目ないというかあざといところもある人だった(悪いことじゃない)

だけど、この時はまだそうでもなかったのかな

 

そんなこんなで王としては頼りなく見えた少年ダビデさん。

でも、神さまはダビデの神に対する心・・・信仰心を見ていた

見た目だけで判断していない。

 

この後、少年は青年に向かって成長していく

ダビデはすばらしい賜物(才能、能力)を持っていた。

ダビデは頑張り屋だから、それを発揮していく

周りの人たちはそんなダビデのことをすごい奴だなぁと思った

 

他人はそうやって評価してくれるんですよね。

でも、身内はなかなかそれを認めることができない。

 

いつまでも子ども扱い

親兄弟は幼いダビデしか見ることができないでいる

 

この記事で思うこと

 

初代王がこうだったから二代目もこう・・という決めつけがあったように

私も過去にこだわるというか、、今までこうだったからこう

決めつけていることがある

「今まで」しか見えないことがある

そうすると

いろんな可能性があるのに、新しいことが生み出せないし、同じ失敗を繰り返すこともある

失敗したからこそ今までと違う見方をしないといけないのに・・・

わかっていてもけっこう難しい

今まで見てなかったものを見るって難しいねぇ~

 

初代王は不合格となってしまったのに同じような人を選んだら、また間違いが起きる

民が喜びそうな人ではなく、神がどういう人を求めているのかを心に留める

 

私は見た目でこの人はダメだなと思う時もあって、その人の中身を見ようとしなかったこともあり・・・

見た目って大事だけど、そればかり見ていると本当に大事なものが見えなくなる

 

以前いた職場

帰り道に撮った

いつも帰りが遅くて嫌だったなぁ~