二代目王に選ばれたダビデさんですが、王になるまでの道は険しかった・・・

 

初代王サウルは簡単に王になれたのにね。。。

サウルの場合、預言者サムエルが公の場で「この人が神に選ばれた王です」と紹介してくれた

 

けど、ダビデは紹介されていない。

王になる儀式はひそかに行われた。

サウルにバレないように・・・

 

サウルは王として活躍してたから、それがバレたらマジ切れ~😰

サムエルの命が危なくなる~

だから、ナイショ。。

 

でも、そういう中でどうやって王になるのかしら?

ダビデはサウルの息子でも親戚でもない。

サウルの長男ヨナタンはとても立派な人。

だから、イスラエルの民は二代目はヨナタンと思うはず。

もちろんサウルも・・・

 

けれど、それでもダビデは神さまの選びを信じていた。

 

でも、だからってダビデはその選びにあぐらをかくことはしない

何もしなくても自動的に王になれるとは思っていない

そういうことも、もしかしたらあるかもしれないけど、ダビデはそうだと決めつけない

 

公けで紹介されない、王の親族でない自分、、そんな自分が王や民に認められるためには、イスラエルや王のために何か活躍することが必要。

そんなことを思っていたのかもしれない。

 

そんなある時、チャンスはやってくる

イスラエルの強敵ペリシテでの戦い。

ペリシテの軍人ゴリアテが「誰か俺と一騎討ちしようぜ」と言ってきた

 

ゴリアテは巨人ですごく強い職業軍人、立派な軍服、武器を身に着けている

それに比べてイスラエルは普段は農業など別の仕事をしている

だから武器は斧や鍬・・剣なんて持っている人は王家ぐらい。。

 

それから一騎討なんて、、そんな戦いはしない

みんなで「わーーーっ!」と攻めていく戦い方。

 

こんな強い男と一対一なんてとんでもないっす(◞‸◟)

サウルも顔を青ざめる

 

 

ダビデはまだ未成年(高校生ぐらいかしらね)

だから、まだ戦いには参加していない

だけど、この時、参加しているお兄さんたちのお弁当を届けに戦場にやってきた

 

ダビデは思った

ここで戦えばサウルやみんなに顔が知られる

 

ダビデはここで活躍しようと思った

王になるんだから、強さアピール!

 

それにゴリアテはこの時、神さまを侮辱したし、それが赦せないから絶対戦うっ

 

最初はサウルに断られる

体格が良くたくましくもみえるが若すぎる、経験がない、成人したら活躍しそうなのにここで死なせるのは惜しい

 

そんなサウルをダビデは説得

 

「羊を守るためにライオンやクマをやっつけてきました、神さまが助けてくれたんです。あの男も獣と同じ」

 

サウルの許可が出たので戦うダビデ。

そして、見事に勝利

このことがきっかけでサウルのお気に入りなり、戦士として認められる

輝かしい軍人デビュー!

これで一歩進むことができた

 

ダビデは神さまから与えられたチャンスを逃さないで、積極的に動いた

神さまから与えられた強さ、知恵(賜物、才能)をフルに使った

 

 

以前、職場の上司から「キリスト教って他力本願だから苦手。自分は何もしなくても神さまがやってくれる、、みたいなことを言うんだよね・・・」と言われたことがある。

 

確かにそういう場合もある、自分がやるべきでないこと、神さまに委ねるべきってことがある

でも、すべてがそうではない

 

聖書を読めばわかる

神に選ばれた指導者たちはかなり努力をしているし、自分が与えられている才能、賜物をフルに使っている

伝道者パウロなんて本当にそういう人だった。

 

ダビデもそういう人。ある時は忍耐強く神さまの助けを待ち、ある時は積極的に動く、戦う。。

 

ダビデは戦場で大活躍するようになり、近衛長になる

そして、王の次女と結婚。

つまり王の義息子、親せきになる

義兄ヨナタンと仲良しで「あなたこそイスラエルの王」と認められる

 

もうこれで王になれるじゃない~と思ったらそうもいかず、、、

「できすぎ君」は王に嫉妬されたり、恐れられる存在になる

いつかサウル家を倒して王になると企んでいると誤解される

 

そのことによってダビデは命を狙われ、、逃亡生活が始まる

10年近く逃げていたという説もあるが本当の年数はわからない

だけど、けっこう長い間逃げ回っていたのは事実。。。

 

人生ってなかなかうまくいかない

ダビデのような人でも・・・

ダビデにとって逃亡生活は本当につらかった

だけど、悪いことばかりではなかったけどね

 

こういう大変な時についてきてくれた人たちが本当の部下・・・絆も深まった

たくさん苦労したからこそ強くもなった

指導者として成長した

 

私もなかなか計画通りに行かずに行き詰っているけど、そこに意味があると信じていかないとな・・

最近、なんでこうなるわけ?と思うことが多い。。。

 

もうこの年齢で苦労すのは嫌だわ~と思った・・・

ダビデの逃亡生活は20代だったし・・

苦労は若い時だけでいいんじゃない?

 

あーでも、、ダビデさんって60歳を過ぎても苦労してる

三男アブサロムのクーデター事件・・

ダビデっていつも大変な思いをしていた(自業自得っていうのもあったけど)

だけど、いつもそれを乗り越えていってたなぁ

どんな時でもダビデの味方になってくれる人って、絶対いるんだよね

そこが彼のすごい所

去る人もいるけどついてきてくれる人もいる

 

私についてきてくれる人はいるかしら?

なんて思ったりもするけど、、

 

今はそんなこと考えないで、まず神さまが一緒にいるから、そこから頑張っていきましょう~

と自分に言い聞かせています(^O^)/

 

 

 

都会の杜で働いてい時↑

両方とも17時に撮った

だけど、上写真は六月、下は一月に撮った

 

冬は真っ暗だったのにいつの間にか明るくなっていた

当たり前のことなんですけどね

だけど、なんとなくそこに希望を見ることができました(^^ゞ