イスラエルの初代王はサウル、二代目はダビデ。

二人とも能力のある人(特にダビデ)でしたが、自分こそ王だっとは思ってはいませんでした。

 

預言者サムエルは、サウルが神に選ばれた王だということを告げますが、

彼は「自分のような小さき者がありえない」と躊躇します。

(最終的には受け入れ、従いますが、ずいぶんお悩みになったようです)

 

 

それではダビデはどうだったでしょうか?

 

ダビデが選ばれたとき、、、その時の気持ちは聖書に書かれていません。

ただ、彼の生き方や書かれた詩を見ていくと、その気持ちがわかります。

 

ダビデはこんな小さい者、本来なら選ばれるばずのない者が選ばれて嬉しいと思う人でした。

 

サウルは小さい者なのに選ばれてしまった・・・という時に「小さくて無力な」自分自身を見ています。

しかし、ダビデは、「選んでもらえたこと」・・・つまり小さい自分ではなく、大いなる神さまを見ています。

 

「人は何者なので、これを御心にとめられるのですか、

 人の子は何者なので、これを顧みるのですか」(詩8:4)

 

この詩の前半では、まず天と地を造られた神、その大いなるみわざを思い起こし、神を讃えています。

そして、その神がこんな小さな者に心を留めていることに詩人は驚いているのです。

 

だから、ダビデは、自分に出来るか出来ないかということより、神さまの心に留められたことに気持ちを向けている。

選ばれて当然ではない、こんな小さい自分が大いなる主に選ばれて嬉しい。

 

 

多くの人はサウルタイプだと思うのですが・・・

私もそうです(-_-;)

 

自分の弱い所、足りないところ、欠点ばかり見ているとだめですね。

もちろん欠点は、、、自分自身の弱点は知っておかないとだめですが、知ることによって「無理」ってなると何も出来なくなってしまいます。

 

どこに目を向けるかによってその考え方、生き方が変わっていく。。。

 

 

私はネガティブすぎるな。

もっと目線を変えていこう

上を向いて歩こう~♬