※ この記事は結構長文だよ。

 

いろいろな事情があって長老が2人しかおらず、新しく長老を派遣してくださいと支部にお願いしていたZ会衆に、念願の特別開拓者の夫婦(以下、珍兄弟・姉妹)がやってくることになりました。

 

珍兄弟・姉妹が派遣されるにあたって、家賃7万円まででアパートを探してほしいとお願いされたZ会衆の成員は、予算内の良好な物件をすぐに見つけます。だけど、珍兄弟・姉妹側は、絶対に手放すことのできない珍姉妹の愛猫がいるので、ペット可の物件でないと困ると言いだしました。それで、その条件で物件を探し直したのだけれど、結局7万円まででは見つからず、オーバーした家賃は会衆で負担をすることになりました。

(確か、お風呂場なんかもひどい状態だったので、会衆でお金を出して修繕した。)

 

そして、珍兄弟・姉妹が正式にZ会衆に移動してきたわけですが、珍兄弟の車は『頭文字D』もびっくりな、300万円程するスポーツカーでした。その車は珍兄弟が母親からプレゼントされたもので、実家はかなり太いようでした。だからなのか、特別開拓者のもらうお給料的なものは辞退し、すべて自費で行っているのだと、珍兄弟・姉妹は言っていました。

 

また、珍姉妹は病弱で、集会や奉仕に出てこられないことも多く、食べられる物も限られていました。それでも、珍兄弟・姉妹は、巡回監督の代理としてたびたび出かけていくので、Z会衆の姉妹たちは「体も弱いし、猫にも会えないし、きっと姉妹はつらい思いをしているわね……」なんて、同情をしたりしていました。

(実際、宿舎でずっと倒れているなんてこともあったみたい。)

 

~ここまでのまとめ~

協会に対しては自費の奉仕者としての顔を見せ、会衆には猫のためにお金を支払わせ、ママの買ってくれたスポーツカーを乗り回す特別開拓者(巡回代理)がZ会衆にやってきた!

……何かおかしいぞ?🤔

 

さて、何かおかしい珍兄弟ですが、正式にZ会衆の主宰監督(調整者)になると、またまた怪しい行動を始めます。

 

まず、会計係だったA兄弟が珍兄弟に目をつけられました。A兄弟は公認会計士事務所で働き、公認会計士になるために勉強をしていました。それを「エホバの証人としてふさわしくない」と言いがかりをつけ、仕事を辞めるように圧力をかけたのです。

 

そして、長老のB兄弟も珍兄弟に目をつけられました。B兄弟は大手保険会社の内部監査の仕事をしていました。そして、はっきりと意見を言う兄弟でした。B兄弟には長老の資格を剥奪されるような特筆すべき問題がなかったので、珍兄弟はB兄弟に対して執拗な嫌がらせを行い、B兄弟が自発的にZ会衆を出ていくか、自分から長老を降りるように仕向けました。元からいたもう一人の長老CはB兄弟のことが気に入っていなかったようで、珍兄弟と同盟を組んで嫌がらせを行いました。

 

B兄弟は、珍兄弟たちから「今出ていけば長老の資格だけは勘弁してやる」というように言われていたのだけれど、B兄弟は絶対に出ていかないで戦うと言っていました。でも、そうしたなら長老でもいられなくなるだろうし、いろいろなものを失う可能性もありました。それは本当に損失だと思ったので、親しくしていたみんなで何とか説得をして、隣県の会衆に長老として送り出すことができたのでした……。

(B兄弟は地域監督の推薦でZ会衆に移動してきていたので最悪の事態を免れたのだと思う。後ろ盾がなかったら、変な手紙を書かれて終わっていたんじゃないかな。)

 

~ここまでのまとめ~

珍兄弟は主宰監督(調整者)になると、なぜか監査を仕事にしている兄弟2人に圧をかけ始めた。あれれ~?🤔

 

邪魔なB兄弟がいなくなり、珍兄弟は勢いづきます。残ったのは言いなりの長老Cだけだったからです。珍兄弟はすぐ、奉仕会でこんな発表をしました。

 

長老団で話し合った結果、Z会衆の運営基金について、○円を残し、残りのお金をすべて日本支部に送金することを提案します。そこで、ここで決議を取りたいと思います。質問がある方はいますか。

 

Z会衆の成員たちにとって、この発表と、その次に起きた出来事は衝撃だったと思います。そこで質問をするために手を挙げたのが腰巾着のCだったからです。長老団で話し合って決定したはずなのに、Cが質問をするというカオス……。しかし、その直後の多数決では、成員の多くが手を挙げたため、Z会衆の資産はすべて海老名ベテルへと送金されることになります。

(Z会衆は王国会館を新築していた。建設のために会衆の寄付箱に寄付を入れた人が多かったためか、お金がそこそこある状態だった。)

 

そして、送金がされてからすぐ、珍兄弟は巡回監督の任命を受けたので、巡回監督として奉仕するため、翌週にはZ会衆を出ていくということが発表されました。そして、珍兄弟・姉妹は、巡回監督になると決まったとたん、愛猫を実家にさくっと送ってしまったのです。

 

どうしても一緒にいないといられないからと、会衆に費用を負担させてまで飼っていた猫ちゃん。研究中に部屋に乱入し、聖書に飛び乗って踏みつけ、大声をあげ続けても許容するくらいに溺愛していた猫ちゃん。それなのに、巡回と猫ちゃんとであったら、そんな簡単に巡回を取る決断ができるものなんですね。巡回の奥さんであれば、奉仕時間の要求から開放され、身体的に楽になれるという理由もあったようだけど、そうであれば、開拓奉仕も何もかもすべて降りて、猫と一緒に自分のペースで暮らすことだってできるのに……。

 

~今回の事件のまとめ~

珍兄弟の目的はZ会衆のお金だった!謀略を巡らしてお金を日本支部に送金した珍兄弟は、直後、巡回監督に任命された。そして会衆に金銭的負担までさせて飼っていた猫は実家に送られた。区域に根を張って奉仕してくれる長老を求めたZ会衆の成員たちに残されたのは、残高がすっかすかになった通帳と、人望のない長老Cだけだった😱

 

神の組織と言われているところで、権力闘争、パワハラ、モラハラが平然と行われている。そんな内情を見たら、誰でも躓きますよね。それに、支部への送金と珍兄弟の任命のタイミングからは、支部主導のサイモニーが疑われてもしかるべきだと思います。Z会衆の成員が賛同した結果として送金がされたのだから、外野がとやかく言うなと思われる方もおられるかもしれませんが、リスクを排除し、うそまでつき、急いで行われた決議には、不正のにおいがぷんぷんします。

 

A法人がB法人に人を送り込み、B法人の経営権を掌握し、B法人の資産をA法人に送らせる。その後、B法人に送り込まれた人間はA法人に戻されて栄転する。字面にすると非常にうさんくさい。やっていることが、まるで悪質コンサルタント会社みたい!

 

数十年前であれば、特別開拓者というのは、会衆がないところに群れを作るために派遣されたりしていたようですが、今では役割が変わり、巡回監督のたまご、支部のご意志を行うためのエージェントという側面が強まっているようです。実は、Z会衆以外でも、支部から遣わされた特別開拓者とMTS卒の長老に、王国会館建設のための4桁万円が狙われ、送金を画策された事件が起きていたということも、私は伝え聞いています。あなたの周りで特別開拓者による会衆の資産の収奪が起きていないか、起こされることがないか、ぜひ注目してみてください。